出会いの旅


気ままな旅

大学の4年生になってしばらくしてから、なんとか就職で内定を貰った。

そうなってくると、大学に入ってずっと、バイトと勉強、就職活動をやってきた身も一気に軽くなった。なにしろ、卒業に必要な単位は既にそろえてあったからだ。法学部の俺は、卒論もなく、ほうっておけばそれで卒業できるのだった。

バイトで溜めたお金もあることだし、俺は自由に旅をすることにした。

旅といっても、外国ではなく、国内だ。ユースホステルを使い、移動もバイク。いろいろなところをフラフラ見て回る、気楽だが楽しい旅だった。

そんな旅の途中、奈良にいるときに、俺はジェシカに出会ったのだった。

ジェシカ

初めてジェシカに会ったのは、ユースホステルでだった。

金髪で、青い眼をしていて、鼻が高い。ジェシカは白人の要素をふんだんに持った女性だった。

彼女を見た瞬間、美人だな、と思ったが、運良く彼女の方から話しかけてきたのだ。

「すみません、食堂にはどう行けばいいんでしょうか?」

ところどころで外国のイントネーションが残っているが、ほぼ完璧な日本語だった。

俺も飯を食べに行くところだったので、彼女を一緒に食堂へ連れて行った。

「ありがとうございました、助かりました」

「いえ、どういたしまして…それにしても、一体どこでそんなに流暢な日本語を? 大学ですか?」

「大学じゃありません、わたしはまだ大学生じゃありません。日本語は、自分で勉強しました」

「日本語って、そんなに簡単じゃないと思うんだけど…凄いね。えっと、僕は栄治。あなたのお名前は?」

「わたしは、ジェシカです」

「そう、ジェシカ…いい名前だね。ところで、もしよかったら、明日、いっしょに奈良をみてまわらない?」

「いいですよ。ご一緒します」

ジェシカがあまりに綺麗だったので、思わず誘ってしまったが、思いのほかあっさりOKが出た。思い切って誘ってみてよかった。

奈良

次の日、俺はジェシカと一緒に寺社めぐりをやっていた。

道々、俺は、仏像や古い建物もさることながら、そうしたものを拝んでいる日本人の姿(一般の客や修学旅行生)や町並みについて色々とジェシカに説明したりしながら、ときどきお互いのことを話題にして、楽しく歩いていた。

俺は、そうした話の中で、ジェシカについて少し詳しくなった。

ジェシカは、アメリカ人だということ。日本に来たのは、どうやらむかし家の近所に日本人が住んでいて、優しくしてもらった経験があったということが影響しているらしいこと。それで、自分で日本語を勉強し、日本にやってきたということ。大学生ではないといっていたが、ジェシカはまだ17歳だという。日本人ならとっくに20代を超えているような大人びた容姿だったので、俺はビックリしてしまった。

ちなみに、そのジェシカの近所に住んでいた日本人というのは、神戸の人だったらしい。ジェシカは、日本に滞在している間、関西を中心に見て回るつもりだ、ということも聞いた。

「そうなると、次はどこに行くのかな?」

「次は、京都にしようと思ってます。そのあとに、神戸に」

「あれ、神戸はまだ行ってなかったの?」

「お楽しみは最後にしようかと、思ったんです」

そういって、ジェシカはウィンクした。

それにしても、ジェシカは行く先々で注目されていた。まあ、いかに奈良が観光地とはいえ、外国人のほうが少ないから、それはしょうがなかった。

「日本に来たら、すごく人に見られる気がします」

「ああ、ジェシカは白人だし…それに、凄く美人だからね」

「わたしが、美人…ですか?」

そういうと、ジェシカの白い頬が、ピンクに染まった。旅先だからか、外国人だからか。俺もストレートなセリフがでるようになっていた。

誘い

その晩は、ジェシカと一緒に食事をした後、どこに泊まろうか迷った。

一日一緒にいただけだが、ジェシカに惹かれるにはそれで充分だった。それに、ジェシカの方だってまんざらではないと思う。

だけど、一日目では、早過ぎないか…?

そう思ったが、ジェシカの顔を見ていると、そんなつまらないことにこだわることもないと、そう思えてきてしまう。

「ジェシカ…君は、ホテルに泊まる気はある?」

「ホテル…? エイジ、それは…」

ジェシカにも、何となく俺の言わんとすることがわかったらしい。

「エイジ、エイジはわたしのことを、愛しているのですか?」

外国人だけに、日本語での表現はえらくストレートになってしまう。ジェシカがアメリカ人だからかもしれないが、ジェシカが英語で同じ質問をしていたら、ジェシカの頬はもっと赤く染まっていただろう。

「…ああ。ジェシカ、君が好きだ。愛してる」

曖昧な表現では、ジェシカに伝わりにくいかもしれない。俺はあえて、絶対に日本人相手なら使わないような表現で自分の思いを伝えた。

ジェシカは、少し躊躇しているようだったが、やがて、ハッキリ言った。

「わかりました。エイジ、わたしもあなたを愛しています。…ホテル、泊まりましょう」

それを聞いて、俺は我慢できずにジェシカを抱きしめ、キスをした。ジェシカも、それに応えてくれた。

お風呂

俺たちはラブホテルに入ると、再び口づけを交わしてから、風呂に入った。

ジェシカも一緒にお風呂に入った。というのも、日本の風呂というものにはジェシカは不慣れだろうと思ったからだ。

それは案の定で、お湯の中に身体を沈める風呂を、ジェシカは面白がっていた。

「面白いですね。それに、二人で入れます」

「二人で入るのは、こういうホテルだからだよ。まあ、普通はあんまり入らないね」

「そうなんですか」

ジェシカのスタイルは見事なもので、大きな胸とお尻が俺の眼を釘付けにした。それに、ヴァギナを飾るのは、金色の冠だった。

「エイジ、わたしの体、きれいですか?」

「ああ、凄いよ。興奮する」

ジェシカとずっと一緒にいるせいか、俺まで言葉遣いや行動が大胆になってきた。俺は、湯船から立ち上がって、勃起したペニスを見せた。

「エイジ、凄いです」

そういうと、ジェシカはペニスを握り、フェラチオをしてくれた。

フェラ

「エイジ…硬くなってます、熱いです」

そんなことをいいながら、ジェシカはフェラを俺に施していく。

ジェシカの舌は、一秒も止まらずに、カリの裏やサオの真ん中、サオの根元、また亀頭、とまるでヘビのように俺のペニスを這い回った。

こんな舌技を、ジェシカはどこで覚えたのだろう。アメリカでは、ジェシカの技が標準なんだろうか…? とにかく、絶妙な舌使いは、たちまち俺を限界に追い込んだ。

「ジェ、ジェシカ…もう…」

そう訴えたが、ジェシカはますます舌使いを激しくしていくだけで、ペニスを口から離さない。ペニスを這い回るヘビは、一気に俺を限界に追いやった。

「ああ!」

そして、そのままジェシカの口に出してしまった。ジェシカは、慌てることなく口の中に精液を受けていた。そして、俺が出し終わると、丁寧に舌でペニスを拭い、そのまま口に溜まった精液をゴックンと飲み干してしまった。

「ジェシカ…呑んじゃったの?」

「え…飲んではいけませんでしたか?」

「そうじゃないけど…嫌だったでしょ?」

今までの女性はみんなティッシュに嫌そうなかおで吐いていたので、てっきりジェシカもそうだと思っていたのだが、ジェシカは首を振った。

「オーウ、そんなことはありません。わたし、いつも飲んでます」

それを聞いて、何か複雑な気分になった。ジェシカは敏感にそれを感じたらしく、それに付け加えて、

「わたし、今は誰ともおつきあいしていません。…アメリカでは、何人かの男性と、おつきあいしました。でも、今はエイジだけです。つきあっている人がいたら、エイジと一緒にこんなところにきたりしません」

と、怒ったように言った。

たしかにジェシカを一瞬そういう風に思ってしまったのは事実なので、謝った。ジェシカは、表情を緩めて、すぐに許してくれた。

クンニ

ジェシカにしてもらった御礼に、俺もジェシカを口で愛してあげることにした。

風呂場の縁にジェシカを座らせると、俺はジェシカの股の間に入り、ジェシカ自身を舐めた。ジェシカほどの舌技は持っていないが、俺もクンニには多少の自信がある。

「フーン、オーウ、アアーン」

ジェシカは大きな声で喘いだ。それは今までの女性の誰よりも激しい反応だったので、新鮮だった。

おもわずジェシカの顔を見ると、ジェシカが舌を止めた俺に気づいたらしく、

「どうかしましたか? エイジ」

と訊いた。考えていたこと―ジェシカは普通の女性よりも大声で喘ぐんだなあ―はジェシカ本人にいうと失礼なように思えたので、俺は誤魔化そうとしたが、ジェシカはそういうところでは賢い女性だった。幾つか質問をして、俺が黙っていようとしていたことをすぐに聞き出してしまった。

「日本の女性は知りませんが、わたしは…自分では普通だと思ってます。
でも、エイジ」

とそこで、ジェシカは蕩けるような笑顔になった。

「あなたは…他の男性と比べたら怒るかもしれませんが、今までの誰よりも上手です。声が、自然に漏れてしまいます」

そんなうれしいことを言ってくれる。

俺は、一度ジェシカが絶頂に達するまで、ジェシカのヴァギナをクンニリングスした。絶頂の声は、鋭い絶叫で、リアクションも激しかった。

ここまで大きな反応だと、愛撫してあげる甲斐があるなあ…俺はそんなことを思った。女性がフェラで、滅多に喘いだりしない男性を喘がせたりすると嬉しいというけど、それに似てるのかな、と思った。

キス、騎乗位

そして、その後二人揃って身体をふき、裸のままベットに向かった。

ベットに腰を下ろすと、俺たちはキスをしようとした。

が、ジェシカが思わず顔を背ける。

「ジェシカ?」

「オーウ、すいません、エイジ…あなたのものが、口の中に少し残っているかもしれません」

そういって、ジェシカは一度洗面所に戻ろうとした。いや、戻ろうとしたところを俺が捕まえ、強引にキスした。

たしかに、精液の味は残っていた。しかし、ジェシカの口だというだけで、そんなことは全然気にならなかった。

俺たちは、舌を絡めた激しいキスをした後、銀の橋をかけながら口を離した。

「エイジ、どうして?」

「ジェシカが俺を愛してくれたから、出たんだろ? そんなの、気にしないさ」

「ありがとう。エイジ、やさしいです」

そういって、ジェシカは俺に抱きついた。大きな胸が俺の胸板に当たり、俺の興奮を誘った。

「エイジ、興奮してます…わたしも、我慢できません…入れさせてください」

ジェシカはそのまま俺を押し倒し、予め渡しておいたコンドームを俺のペニスにつけると、自分のヴァギナに俺のペニスを納めた。中は、酷く熱かった。

「オウウ! エイジ!」

そして、彼女は、俺の胸に手をついて、激しく腰を使い始めた。俺も、ジェシカの豊かな腰を掴んで、下からジェシカに合わせて腰を突いた。

ジェシカの声はやはり大きく、ラブホテルでよかった、と俺は思いながら、俺自身もジェシカにつられて喘ぎ声を上げていた。

ジェシカの叫びとともに、大きな胸が上下する。大きいからといって、しかも、その下のウエストラインは緩いのではなく、キッチリくびれているのだ。その視覚的な刺激が、ジェシカのヴァギナの感触とともに、俺を一層楽しませた。

正常位

やがて、ジェシカの騎乗位の動きは疲れのためかスローダウンし、ジェシカは自分の豊満な身体を俺の上にぐったりと身体をもたれかけさせた。

「エイジ…」

ジェシカはペニスを自分から抜くと、ベッドに横になり、手を伸ばして俺を誘った。

「missionary…?」

「オウ、エイジ、そんな言葉知ってたのですか? …エッチです」

そういいながらも、ジェシカも笑っている。俺は、ジェシカの長い脚をM字に開くと、ペニスをあてがい、挿入した。

腰をピストンさせると、そのたびにジェシカはあられもない声をあげた。

「オウ、エイジ、oh my god、…yeah、yeah、ウウ、アハアアア」

だんだん、英語とも日本語ともつかぬ声をジェシカはあげるようになった。すごく感じているんだ、と俺は嬉しくなった。

ジェシカは外国人で、出会った翌日にこうして一緒になっていて…。

今まで経験したことのない、金色の毛に飾られたヴァギナに挿入し、人形のような細長い脚を持って腰を振っていると、興奮と感激のせいか、いつもより早く射精が近づいてきた。

「ジェシカ、ジェシカ、もう…」

「オウ…エイジ!」

ジェシカも、俺が限界に近いことが分かったようだ。長い脚を俺の腰に巻きつけ、首に白い腕を巻きつけた。

「ジェシカ、ジェシカ、ジェシカ! クっ…」

「エイジ! エイジ! オオオオオー!!」

一段と激しい腰をジェシカに打ち付けると、俺はジェシカの中で気持ちよく精液を出した。

ジェシカも俺の下で激しく反り返り、その後はうっとりとしていた。

夢のような時間を過ごすと、俺とジェシカはお休みのキスをして眠りについた。

翌朝

次の日の朝。俺は、ジェシカのキスで眼を覚ました。

「おはようございます、エイジ」

「おはよう、ジェシカ」

「エイジ、よく眠ってました。わたしの胸に顔を埋めてました」

「そ…そう?」

なんだか赤ん坊みたいで、俺は恥ずかしくなった。

「オーウ、恥ずかしがることないです。わたし、嬉しかったです」

そうしていると、無邪気なものだ。俺は、昨日のジェシカの嬌態を思い出して、ずいぶんギャップがあるなあ、と心の中で苦笑した。

「? どうかしましたか? エイジ?」

「あ、いやあ…その、ジェシカ? 俺の大学、京都にあってさ、今住んでる場所も、京都にあるんだ。だから、今日はそこにいって、俺の住んでる場所、見せたいなって思ってさ」

「本当ですか! 是非、みたいです。連れて行ってくれますか?」

「ああ。京都なら俺もよく歩いてるし、もっと案内できるしさ。…だから、今日は京都に行かないか?」

「そうですね、京都、行きたいです」

「そっか。じゃあ早速出発だ。荷物まとめて、チェックアウトしよう」

「はい!」

俺たちは、こうして奈良を後にして、京都に向かった。俺とジェシカが京都を歩きながらますます惹かれあい、その後、京都の俺の下宿で、ジェシカと俺が奈良よりも激しく愛し合ったのは、言うまでもない。

2006/1/21 佳情
2007/12/23 「どうもいたしまして」>「どういたしまして」

感想・誤字等はこちらまで。


風俗 デリヘル SMクラブ