巽ヒロヲさん@羊頭狗肉のお勧め作品。
ソレをみたとき、思わず「ウソッ!」と言いそうになった。
2ヶ月前のとんだ事故。そのとき、トイレで身体を重ねるハメになった相手、小林雄太。その小林雄太が、なんと特別教室で女子生徒とエッチしているのだ。
ウソウソウソ・・・誰だろ、どんな子だろ?
エッチをしている二人に気づかれないように、そうっと中の様子をうかがう。
・・・男子の方は、小林雄太で間違いない。さすがに、2ヶ月経っても顔を忘れられるもんじゃないわね。
それで、相手の子は・・・ゲ、1年生で結構可愛いって評判の、星野愛美じゃないの!
あんなの捕まえるなんて・・・小林雄太、どうしちゃったの??
そんなことを思っているうち、星野愛美に乗っかっている小林雄太は、腰をひときわ大きく振るわせてから、動きが止まった。どうやら、終わったらしい。
星野愛美も、エロい顔になってる。イッた・・・のかしら?? ・・・ゲ、アイツまた中出しじゃない。
そうこうするうち、情事を終えた二人がゴソゴソ動き始めた。これ以上ここにいると、バレそうだ。わたしは音を立てないように、小走りで廊下を駆けていった。
そして、これが、わたし山口綾香が経験する、波乱の第二章の始まりだった。
翌日。わたしは不機嫌に近い気分で登校した。
なぜ不機嫌か。その理由は、こういうことだ。
あのあと、あの光景にあてられたわたしは彼氏を誘い、Hをした。が、相変わらずのヘタッピ。触り方が雑だし、すぐ挿れようとするし、挿れたら挿れたで早いし。
だからって、そんな不満を顔に出そうものなら、たちまち拗ねるときたもんだ。わたしは、もう何十度目かになる絶頂の演技をして、さっさと彼氏をイカせた。
それに対して・・・小林雄太。あのときの星野愛美の顔を見る限り、かなり感じていた、と思う。小林雄太、結構上手いのね・・・。
むうううう、というオーラをむき出しにしたわたしは、どうも何か近寄りがたかったらしく、その日はあまり誰も話しかけてこなかった。
そんなわたしに誰かが話しかけてきたのは、昼休みになってからだ。
「あー、この教室にいたんですね、探しましたよー先輩」
「ウゲ・・・アンタ」
甲高い声。チビな背丈。それは、昨日見かけてからずっと気に掛かっていた小林雄太本人だった。
とにかく、あまりコイツといるところを人にみられたくないわ。
わたしは小林雄太を屋上に引っ張り、そこで尋問することにした。
「わたしを探して、何の用かしら? もうウロチョロするな、っていったはずだけど」
「んー、そうなんですけどー・・・実はですねー、昨日、僕が愛美ちゃんとイタしていたときに、・・・先輩らしき人がいたような気がして」
・・・あらら、バレてたの。
バレてたんならしょうがないわね。覗きというのは品がよくないことだ。下手に言い訳はしたくない。
わたしは潔く認めた。
「・・・いたわよ。で? なに?」
「ボク、H、うまくなってましたか? 気になってたんですよー、愛美ちゃんとずっとHの練習してるんですけど、こういうのは誰かに見てもらわないと上手くならないっていうじゃないですか」
いや、誰かに見てもらわないと上達しないとか、そういう問題じゃない。そう突っ込みたかったが、コイツの発言にはそれ以外にもいろいろ問題があるからそちらを追及することにする。
「・・・ちょっと待って。『愛美ちゃんと』『Hの練習』って何?
愛美ちゃんとなんで練習してたの?
というか、なんで・・・Hの練習が必要なの?」
小林雄太は首を捻って、少し考えていた。童顔でそういうことをすると、よく似合う。中身はムッツリなんだけどね。
「んー、ボク、ここで毎日自分でひとりHしてたの、知ってますよね?」
「そりゃあ、まあ、この目で見たわけだし」
「先輩がいらした日から何日かしてですね、愛美ちゃんが屋上にきたんですよー、そして見られてしまいまして・・・そしたら、愛美ちゃん、興味があったみたいでずっと前からボクが屋上でしてたの、見てたっていうんですね」
・・・あんな顔して、あの子もそういうタイプでしたか。・・・わたしはどうかしら? 違う、と信じたい・・・。
「で・・・興味があるっていうんで、触ってもらって・・・そのまま成行上最後まで。で、愛美ちゃん、もっと気持ちよくなりたいからHの練習しましょ、それにもっといい場所を知ってるよっていうんです。それ以来はあの教室で毎日・・・んー、4回くらいですか? やってるんです。愛美ちゃんも感じられるように、Hの練習してるわけですね。じつは彼女、まだボクとヤッて一度もイッたことがないらしくて。それで毎日練習ですよ。・・・ボクもいいかげん、自分の能力に自信喪失気味なんです」
「よ、4回も・・・? それ、全部中出し?」
「まさか。4回に1回だけですよ? あとは顔射とか、口とか、おなかです」
・・・オーノー。答えになっていない。
「・・・忠告、いいかしら?」
「ハイ。なんなりと」
「とりあえず・・・避妊しなさいね」
「んー・・・やり方が、うまくわからなくて」
「ゴムくらい、買っときなさいよ。付け方は・・・あー、調べなさい」
「ゴムって何ですか? 輪ゴム?」
「コンドームに決まってんでしょうがーっ!!」
「あ・・・そうなんですか、これは初耳です」
相変わらず、コイツに付き合ってると、疲れる・・・。
「それで・・・あの、また、相談があるんですが」
「・・・却下」
「お願いです、話くらいでも聞いてくださいよ〜」
「アンタの頼みは、ロクなことがない」
「そんなあー、先輩だけが頼りなんですー」
「ダメったらダメ。今度はその泣き落としには乗らないわよ」
この間のトイレは大失敗だった。自分がお漏らししていたので、逃げるに逃げられなかったのだ。その点、ここならしがみつかれても泣かれても平気だ。多少へンに思われても、おもらしがばれたりするような致命的エラーはない。
・・・アレはホント、人生最低の選択だったわね。
「うー・・・イジワルです、先輩」
「アンタが我が侭なんでしょうが。とにかく、お断りよ」
そう言って、わたしは屋上から立ち去ろうとした。
そのとき、タイミング悪く誰かが屋上にやってきた。・・・ああ、あのツインテールは覚えがある。あれは・・・たしか・・・あ、星野愛美だ・・・。
なんだか、嫌な予感がしてきた。
「あら? ゆーた君。なぜ泣いているのですか?」
星野愛美は、いいとこのお嬢様だと聞いている。妙な喋り方は、そのせいだろう。
こうしてみてみると、チビの小林雄太と、ロリ系の星野愛美。ぴったりのカップルね。
「うー・・・あの先輩が、頼みを聞いてくれないんだあ・・・」
「あらあら、あの件、ダメになってしまいましたの? 困りましたわね・・・」
こうしてみてみると、息もピッタリのようだ。
と、ここで、星野愛美がクル、と回転し、わたしをみて言った。
「わたくしからもお願いです。どうか、山口先輩、わたくしどもにエッチの極意を教えてほしいんです! わたくしも一度でいいから、イクっていうのを経験してみたい・・・」
可愛い顔して、凄いコトいうわね・・・。しかし、やっぱり、そういう頼みですか。
「・・・エ、エッチの極意って・・・」
実際、「そんなもん、わたしが知りたいわよ!」と言いたかった(わたしの性生活はとても満たされているとはいえない)。が、二人が期待に満ちた眼差しで見つめてくる。その雰囲気では、とてもノーとはいえそうもない。
「・・・ダメ、でしょうか?」
小林雄太の目も強烈だが、星野愛美もなかなか凄い。わたしがオトコなら、それでクラリと頼みを聞いているところだ。
まあ、わたしは女なので、その程度では落ちなかったが。
「もう、八方手は尽くしたんです・・・口とか手とか、バイブとかも試してみましたし、お尻のほうも少し・・・でも、イケないんです」
「ちょ、ちょっと、ちょっと!」
彼女はヤバイ。これは小林雄太以上の爆弾だ。
「もうこうなったら・・・ゆーた君の師匠である先輩しか頼れる人がいないんです!」
「わたしがいつソイツの師匠になったー!」
思わず激しいツッコミをいれた。
「まあ・・・何をおっしゃってるんですの? 性の手ほどきをしたら、その筋では師匠になるのではないのですか? 現にゆーた君も先輩を師匠と呼んでますし、わたしもゆーた君を師匠と呼んで・・・お慕い申し上げております」
ポポッ、と星野愛美の頬が赤く染まった。
「・・・アンタ、頭の配線壊れてない?」
「はい? どういうことでしょうか?」
・・・ダメだわ。この子、イッちゃってるわ。犬にでもかまれたと思って、もう諦めるしかないわ・・・。
こうしてわたしはまたしても小林雄太(とその弟子?)に振り回され、放課後、特別教室でHの指導を行うことを約束させられてしまった。トホホ・・・。
放課後、がやがやとバカップル二人がわたしの教室にやってきて、わたしを引っ張っていった。ああ、人前でこの二人に関わっているのをみられたくない・・・。
「感激ですわ! 師匠の師匠、大師匠に直々に指導していただけるなんて」
「あー・・・星野さん? そういうことは、人に聞こえないように喋ってね」
「これでわたしもとうとう・・・ああ、よだれが出てきちゃいます」
「ボクがふがいないばっかりに、あーちゃんに迷惑をかけたね」
「迷惑なんて・・・ゆーた君はわたしの師匠。そんなの迷惑にもなりませんわ」
・・・誰かこいつら、黙らせてくれ。そう思ったが、わたしの知る誰にもそんなことはできそうになかった。
そして、人の喧騒が静まってきたころ、わたしとバカップルは特別教室に現れた。・・・誰にもばれませんように・・・。
星野愛美は小林雄太に抱きついて、わたしに宣言する。
「では、わたくしたち、これからイタします。大師匠、どこが悪いのか、気づいたことをおっしゃってくださいな」
「あー・・・まあ、適当にね」
こんなとこで、わたしは何をやってるんだろう・・・。ここにいるのが誰かにバレたら、後輩二人と3Pをしようとしていたヘンタイ女子中学生と思われる。人生破滅だわ。
不安と疑問が湧いたが、そんなことでめげていては、この先とても生きていけそうもない・・・。わたしの前途は、この二人を始末しない限りはどうにもならない感じだ。
そんなわたしの悩みをよそに、小林雄太と星野愛美はブチュッ!とキスをして、激しく舌を絡めあった。・・・おいおい、わたしでもそんなこと、やらないぞ。
「はあ・・・ゆーた君。師匠の前で、興奮してらっしゃるんですね」
「うん。師匠の前で成果を見せるって思うと、なんか、武者震いがしてくるよ」
わたしゃ寒気で震えてくるよ。
「うん・・・ちゅ、くちゅくちゅ・・・」
口の中で舌がもつれあい、淫らな音がひびいている。・・・なんか、最近わたしも不完全燃焼が続いてるから、精神衛生的に悪いわね・・・。
「ああ・・・あーちゃん、なんか、ボク、もうガマンできない・・・挿れていい?」
全部服を着ているのに、もう小林雄太はガマンできないらしい。こらえ性のないことだ。
「あん・・・ゆーた君、もう少し・・・待ってほしいですわ。まずは胸をいじってくださらないと」
「で、でももう待てない・・・」
「もう・・・せっかちですわね。大師匠、どうお思いですか?」
って、おい、いきなりわたしに振るなよ。
「あ? うーん、そうね、もっとお互い愛撫が足りないんじゃないかしら」
異様に高い声で、わたしは無難にコメントした。
「ほら、大師匠もこうおっしゃってますわよ? ゆーた君」
「・・・うーん、師匠がそうおっしゃるなら」
小林雄太はしぶしぶ、という感じで星野愛美のセーラー服を脱がせ、ブラをとって、ちゅうちゅうと胸を吸った。
星野愛美の胸はふくらみかけ、という感じだ。あんなに強く吸ったら、痛いだけだろう。現に、愛美はあまり感じていない様子。
「ちょっと、小林君。吸いすぎよ。もっと優しく扱ってあげないと痛いだけじゃない」
「あ・・・スミマセン、師匠」
思わず注意してしまったが、小林雄太から師匠呼ばわりされるのは無性に腹が立った。まあ、・・・文句を言ってもどうしようもない相手だ。気にしないに限るが。
「さすが大師匠ですわね。女性の勘所を、つかんでいらっしゃるのですわ・・・あん、ゆーた君、わたくし、感じてきました・・・」
「ホント? あーちゃん?」
「ええ・・・自分で触ってるときより、なんだか・・・アフン、アン、」
「師匠、ありがとうございますー!」
そういいながら、小林雄太は星野愛美の胸をしゃぶり続けた。
なんだか・・・虚しい。
「あーちゃん、そろそろ、いいでしょ? 挿れさせてよ」
「そうですわね・・・大師匠に見られているせいか、わたくしも身体が火照ってきてしまいましたわ」
お互い合意するやいなや、目の前の二人はくるくると着ているものを脱ぎ、すっぽんぽんになった。
「いくよ・・・あーちゃん」
「はいってきてください、ゆーた君」
ちょ、ちょっとアンタたち、危ないよ?
「ちょ、ちょっと待ちなさいよ、避妊は、ゴムは?」
「あ・・・忘れてたや、すみません、師匠」
「うふ・・・大師匠、お気遣いはありがたいですが、心配ご無用ですわ。わたくし・・・まだ、きておりませんの」
「え・・・マジ?」
「はい。ですから、いくらでも男性を注いでいただいて結構なんです」
たしかにロリ体形だとは思ったけど・・・初潮がまだだったとは・・・。
「って、ダメダメ! 来る前でも妊娠はするんだってば! 気をつけなさいよ」
「あら・・・そうなんですの? わたくし、てっきり大丈夫かと・・・でも、わたくしコンドームなんて持っておりませんわ」
「ボクも持ってないよ、あーちゃん」
クル、と二人は同時にわたしをみた。期待の眼差しで。
・・・悲しい話だが、小林雄太の一件以来、わたしはコンドームを幾つか持ち歩くことにしていた。それが、こんな形で役に立とうとは・・・。
「さすが師匠ですわね。いつ男性と甘い行為に入ってもいいように、つねに持っていらっしゃるんですね」
いや、むしろ、いつ男に苦い目に遭わされるか分からんから持っているんだが。
「ししょー、付け方がワカリマセン」
「あー・・・はいはい。星野さん、よくみててね」
わたしは小林雄太のオチンチンにコンドームをつけてやった。・・・何が悲しゅうて、他人のセックスの面倒をみなけりゃならんのか。
「これで準備OKですわね。いらしてください、ゆーた君」
「いくよ、あーちゃん」
ズブ。
さすがに何度もやっているらしく、オチンチン自体はスムースに入った。星野愛美の膣はえらく濡れているようで、かなりのスピードでオチンチンが出入りしている。
「あん・・・いつもより、速いスピードですわ・・・興奮してらっしゃるんですね、ゆーた君」
「そんなことよりあーちゃん。僕たちが入ってるとこ、師匠に見られてるよ」
そういわれて、わたしは二人の股間をしげしげと眺めていたことに気づき、真っ赤になった。
「あ、いま締まったよ、あーちゃん」
「そんなこと、ありませんわ」
「いーや、ぜったい締まった」
「・・・ゆーた君が恥ずかしいことを、おっしゃるからですわ」
「でも、恥ずかしいと、気持ちいいんでしょ?」
「・・・それは、そうですけど・・・・あれ、どうして動きを止めてしまわれるんですか、ゆーた君?」
「さっき素直に答えなかったから、お仕置きだよ、あーちゃん」
「いやあ、動いてください、ゆーた君」
うへえ・・・何なんだこのプレイは。倦怠期の夫婦か?
「動いてほしかったら、ボクのいうように繰り返して。『ヘンタイな愛美は、大師匠とゆーた君にみられて、イッてしまいそうです。どうか動いてください』って。さあ、言って」
おいコラ、勝手にエロい台詞の中にわたしを巻き込むな。
「い・・・言ったら、動いてくださるんですね?」
「そうだよ、言わなきゃこのマンマ」
「ヘ、・・・ヘンタイで・・・スケベなあいみは・・・だいししょーと・・・ゆーたくんにみられて・・・今すぐイッてしまいそーですう・・・どうか、ヘンタイあいみに・・・おじひを、おねがいしますう・・・」
「えらいえらい。じゃあ動いてあげるよ」
・・・なんつーマニアックな。しかも、台詞が過激になってるし。
小林雄太はそこから、物凄い速度で腰を振った。あまりの速度と振幅の大きさで、くしょ、くしょ、と空気の音がした。
「いやあ、わたくしのオマンコから・・・イヤラシイ音がしてます」
「あーちゃんのオマンコはイヤラシイからね。当然だね」
・・・おーい、なんなんだその会話は。まあ星野愛美がヘンタイなのは間違いないけど。
そうこうするうち、星野愛美に何か変化が訪れようとしているらしかった。
「あ・・・なにか・・・なにかきます・・・いやあ、ゆーた君、ゆーた君!」
「う・・・そんなに締め付けたら・・・あーちゃん、ああああ!」
星野さんが先に絶頂に達し、遅れて小林雄太がイッたようだった。
わたしも凄い光景にあてられて、知らず知らずのうちに自分のオマンコをパンツの上からいじっていた。
「・・・ほら、さっさと抜いて。縮む前に抜いて、コンドームを剥がさないと避妊になんないんだからね」
「あー・・・師匠、勉強になりますう・・・」
かろうじて自力でオチンチンを抜いた小林雄太は、コンドームを苦労して自分で剥がしていた。
「ああ・・・山口先輩ぃ、やっぱり凄いですねえ、エッチの達人ですわ。わたくし初めてイッちゃいました」
いや、そんな称号は嬉しくないから。
そう思ったが、あまりに星野さんが嬉しそうなので、適当にどういたしましてとかなんとか答えてしまった。
そこから、バカップル二人はもう一戦交えようという話になった。先輩(師匠)も、もっとゆっくりすればいいのに、という二人の言葉を丁重に断り、わたしはそれから早々に帰宅した。これ以上あの場にいると、どうにかなってしまいそうだったからだ。
帰ってから、わたしは激しくオナニーをした。アソコに3本も指を入れて掻き回し、満足するまでやった。
「ああ・・・きて、きて・・・」
もうわたしは周りを気にせず、大きな声をあげてひとりでHした。たぶん・・・近所に聞こえただろう、うん。
それにしても・・・小林雄太、結局星野愛美をイカせてたな・・・ちょっと、お相手してもらいたいかも? わたしは試しに、ひとりHのオカズを小林雄太でやってみたらどうだろう、と思った。
「もう、いきたいの・・・きて、ゆーた!」
それだけで指が自然に動き、ス、と指が絶妙なポイントに触れた。
「あふう・・もう、くる、もうくるの、イクわ、キテ、ゆーたああ!!」
久しぶりにわたしはイッてしまった。小林雄太を思いっきりオカズにして・・・。
しかも、充実したひとりHに満足したわたしはパンツを脱いだまま朝まで眠ってしまい、翌朝ひとりで赤面したのである。
翌日。わたしが教室に入ると、なぜか星野愛美が待っていた。
「あ、大師匠! おはようございます」
なんだ、大師匠って、という周囲の声をよそに、星野愛美はわたしを手招きをする。
「ここで、その呼び方を使わないように!」
「・・・大師匠がそうおっしゃるなら」
「で、用件は? 用がないなら、教室に戻りなさいよね」
「はい、あの・・・じつは・・・わたくし、『女同士の喜び』というものも一生のうちに一度味わっておきたいと思いまして・・・そこで、是非、達人であらせられる山口先輩なら、それを味わわせてくれるのではないかと思いまして」
「・・・そ、それムリ! ムリだから! わたしノーマルだし!」
「・・・もう、ローションやディルドーも用意してあるんですの・・・あの、先輩の気が向いたとき、でいいですから・・・あ、これ、わたくしの連絡先ですの。最優先で予定を空けますので、お待ちしておりますね」
そういって、頬を赤らめ、星野愛美は駆け去っていった。
「・・・綾香ぁ。あの子、結構危ないわね」
いつの間にか後ろに立っていた悦子が、呟いた。
「ヒッ! き、聞いてたの?」
「いんや? 聞いてないわよ。でも・・・あの目は、絶対綾香に惚れてるね。間違いない」
ウンウン、と悦子がうなづく。
・・・あああ、小林雄太よりよっぽどたちが悪くない? これって・・・。
わたしの平穏な暮らしは、当分訪れそうにもない。
さらに続編、あぶないバレンタイン - トイレ後日談2はこちらから読めます。
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