痴女


最終電車

飲み会で遅くなり、最終電車に乗るハメになった。

電車はガラガラで、俺は後ろのすいた車両に乗った。同じ車両には、化粧の崩れた眠りこけている女性だけがいた。

途中の駅で、女性が乗ってきた。30代半ばというところか。それにしてもミニスカートにTシャツと、まるで10代のような格好をしている。似合わねえ、というのが印象だった。たまに世間で歩いている勘違い女というヤツだと思った。

しかし、この女はなぜかガラガラの車内で俺の隣に座ってきた。・・・少し嫌な感じだったが、ほうっておくことにした。

痴女行為

電車が発進すると、女は大きく脚を組み変えてきた。

わざとらしいのはヤマヤマだったけど、ミニスカートの脚でそういうことをされるとついつい視線が移ってしまう。

こんなオバンに目移りしてるのも、なんだかな・・・とは思いながら、俺はまた視線を戻し、電車の広告を眺めていた。

そうすると女は次に、俺のジーンズの上に手を置いた。え、と思っても女は手を下ろさない。

ドギマギしながらも、俺はそしらぬ顔で週刊誌の見出し広告を眺めた。・・・ほとんど頭に文章の意味なんか入ってこない。女の手の感触に神経が集中しちまっていたからだ。

俺が逃げ出さないことを確認したのか、女は徐々に手を奥に進め、俺のチンポの上に手を置いた。

愛撫

こんな30代で、若作りしてるような訳の分からない女にでも、触られると勃ってしまうのがオトコの悲しさだ。

女は忍び笑いをしているように見える。ジーンズの上から、す、す、とチンポを撫でさすり、頃合を見てチャックを引いた。ジーンズ特有の堅いチャックが、ジー・・・という音を立てた。

トランクスの中からチンポを取り出した女は、それを握ったりさすったり、上下にこすりあげたり。

チンポから伝わるその感触は、すぐに強い快感に変わった。

同じ車両には、熟睡しているとはいえ別の女がいるのに。俺は耳元でドクン、ドクンという心臓の音を聞きながら、女にされるがままになっていた。

そして女は、自分も車両にすばやく眼を走らせたあと、大胆にも俺の硬くなったチンポを咥えてきた。

横顔を見る限り、やはり女は相当の年増のようだ。しかし、それだけにテクニックがあるのか、舌使いも攻める場所も的確だった。

なにより、こんな状況でフェラされて勃たないようなのは男じゃなかった。

ちゅぽ、ちゅぽ、という音がする。ヌルヌルした感触が亀頭に伝わる。はやくも射精の感覚が予感できるのがわかった。

車内トイレ

女は大きくなってベトベトになった俺のチンポに満足したようだ。

「・・・トイレにおいで、最後までさせたげる」

そういって大きくなったものを苦労して元通りジーンズの中に納め、立ち去っていった。

女が見えなくなったあとに、俺も女についていった。眠っていた女はようやく起きて、俺を胡散臭そうに見ていたが、どうやら先ほどのことには気づいていないらしかった。

列車用のトイレに入ると、女が待っていた。やはり年増で若作りという印象は拭えない感じだが、こんなことをする女だと知った後では奇妙にしっくりときた。

俺がトイレの鍵をかけると、女は便座に俺を座らせ、フェラの続きをした。密室でされるフェラは、また別の良さがあった。さっきのフェラと違って、見られそうになる興奮はないが、女のテクニックをもっと深く味わえたのだ。

「気持ちいいでしょ、わたしの」

そんな風に聞かれて、俺もすごくいい、と答えた。

女のフェラは舌を上手く使ったもので、裏筋をくりくりと刺激したりしてくる。よほどのチンポ好きなのだろう、と俺はボンヤリ考えた。

噴射

そして女は俺を立ち上がらせた。かわりに自分が便座に手を着き、スカートと下着を落として俺に尻を向ける。

後ろからサセてくれる、そういうことだった。

俺も女も黙っていた。俺は、後ろから女を貫いた。

テクニックも何もない。がむしゃらに女を突いていた。さっきまでのフェラのせいか、30秒も持たなかった。

あっという間に出そうになったので、何も言わずに抜き取り、とにかく外出しした。精液は溢れ出して、トイレの壁や床に張り付き青臭い匂いを放った。

初体験のときような、あっという間の射精だった。

「興奮した?」

そうきかれて、すごく興奮したと答えた。

「そう。・・・でも、あなた早過ぎね」

そう言って、女は下着とスカートを上げ、颯爽とトイレを去って行った。列車は駅に止まるところだった。女は列車が止まった駅で降りて行ったようだった。


・・・あんな下品な女で、なぜあんなに興奮したんだろうか。でも、また会ってみたい。

終電で帰るたびに、そう思う自分がいる。

2006/2/24 佳情。

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