有香は男の上で裸体をくねらせていた。
その下の口には、男のペニスを咥え込んでいる。
「ううっ、ううっ、ううっ」
有香はすすり泣くような声をあげているが、真っ赤な裸体は確実にオンナの喜びをむさぼっていることを示している。
「どうだい義姉さん、兄さんのよりいいだろう?」
そう言って生意気な口をきくのは、有香の義弟にあたる謙次郎だった。
有香の亡夫の弟に当たる彼が、男日照りの兄嫁を肉棒ひとつで狂わせていた。
「あああ・・・そんなこと言わないで謙次郎さん」
そう言いながらも、有香は身体の表面に玉のような汗を浮かべ、淫猥に腰を振り続ける。
「兄さんが死んでから・・・誰にも抱いてもらってなかったんだろ?」
「・・・・そんなはしたないこと」
「へえ。じゃあ4年もオトコを知らなかったんだ。大変だったね」
「だ、だからって・・・雄一郎さんの弟のあなたが・・・・」
「いいだろ、義姉さんだって、別の訳の分からない男より、俺のほうがいいんじゃない?」
「うう・・・・」
有香は亡夫への裏切りを感じながら、しかし、胎内で荒れ狂う生きた肉棒と、自分の激しい性欲にさいなまれ、悩乱していた。
有香はまだ27歳だった。
23歳のときに雄一郎と結婚したが、新婚半年で夫を飛行機事故で亡くした。
それ以来、生活のために復職し、苦労を重ねて4年。
恋も知らず、男にも抱かれず、再婚など考えてもみなかった。
それが突然、5歳年下の義理の弟、謙次郎に押し倒され、その身体をもてあそばれている。
だが、嫌だとはいえない。
有香と謙次郎が出逢ったのは、有香が結婚するときで、謙次郎が高校3年生のときだった。女の直感で、有香は謙次郎が自分を好いたことを知った。好感が持てる青年だったが、しかし自分には愛する夫がいた。
そして、夫を失ってからは、オトコのことなど考える余裕などなかったのだ。必然的に、身体は快感から遠のいていた。
そうしているうちに4年。謙次郎は22歳になった。頑健で雄一郎よりも大きな身体を持つ謙次郎は、生前の夫よりもはるかに逞しくオンナを疼かせる体をしていた。
そして、未だに謙次郎は自分を強く慕っている・・・それを有香は知っていた。
義弟に慕われているとしても、義弟に応えることなど有香には問題外だった。
結婚してわずか半年、悲劇的な最期を迎えた雄一郎のことを思うと、かれの弟と恋愛をすることなど考えられなかったのだ。
もっとも、雄一郎がなくなって既に4年にもなる。雄一郎のことを未だに想っているのかといえば、そうではなかったろう。
意固地な思いにとらわれているだけ、そんな感じもある。
だがそれにしても、亡夫の弟とは。彼の近親とは恋愛などできそうもない。
こう考えて、有香は義弟の想いをただ無視し続けてきたのだった。
それに、義弟は雄一郎に似て誠実で真面目な人物だった。有香の元を訪れていろいろと気遣ってくれるのも、あながち有香が好きだからとばかりもいえない。
突然夫を失った未亡人への同情心、そういうものもあるに違いないと有香は思っていた。
今日、謙次郎は就職・卒業の見込みがついたといって電話をくれたのだ。
進行が遅れがちで推敲の時間も少なかった卒論に見込みがついたということだった。
有香もそれを聞いて喜んだ。
そして、謙次郎は有香の家を訪ね、夕食を呼ばれた。
「そろそろ謙次郎さんも、雄一郎さんとわたしが結婚した頃と同じくらいの歳ね」
雄一郎の就職と同時に、有香たちは結婚を決意した。だから、ちょうど同じ頃だった。
「そうですね。・・・あれからもう、4、5年になるんですね」
「ホント。早いわね」
有香には、それほどの時間が経ったとはどうしても実感できなかった。雄一郎が死んで以降、物事への感受性は鈍っていたし、生活に忙殺されていたということだろう。
「義姉さんも、辛かったんでしょ」
「・・・辛くないといったら、嘘になるわね」
気遣わしげな謙次郎の瞳は、優しいものだった。だが、それ以外のものも含まれていることを有香は感じていた。
有香は、それを警戒した。
「・・・俺が就職したら、義姉さんの面倒を俺が見ますよ」
軽い口調だった。
だが、目は笑っていない。
「冗談でも・・・嬉しいわ」
不器用な笑いを浮かべて、有香は返事をした。
「冗談でなくても・・・いいですよ。俺、兄貴の代わりに、有香さんのこと」
熱っぽく語りかける謙次郎を、有香は首を振って制止した。
「有香さんなんて呼ばないで。それに・・・亡くなった夫の弟に面倒を見てもらう妻なんて、何言われるかわからないわ」
「義姉さん・・・」
「義姉さんはやっぱり、まだ兄貴のことが」
「・・・そういうこととは別よ。わたしはあなたのためを思って言ってるの。5歳も年上の、兄と結婚したことのある未亡人なんて謙次郎さんみたいな人が関わっちゃいけない」
「俺、そんなつもりじゃ」
苦しそうな表情をみせる謙次郎。
有香もまた、苦しげな表情だった。
「義姉さんだって、・・・義姉さんだって、僕がずっと義姉さんのことが好きだったの、知ってるはずなんだ! やっと、やっと兄貴と同じ歳まできたのに、兄貴はもういないのに、どうして・・・どうして!」
「そ、そんなこといわれても」
泣きそうな顔で訴えてくる謙次郎に、有香はたじろいた。
「義姉さん、好きだ、好きなんだ」
そして謙次郎は、男の力で有香に抱きつき、押し倒す。
4年以上のときをへて、初めてオトコに抱擁された有香は、不覚にもときめいてしまった。
そうしているうち、謙次郎は強引に有香の口唇を奪ってくる。
有香はされるがままに、謙次郎に口唇を与えてしまっていた。
「ああ、義姉さん、義姉さん」
そういいながら、謙次郎は有香の乳房に顔を埋め、ほお擦りしてくる。
「一目見たときから、こうしてみたかった・・・たまんないよ」
「こ、こんなこと・・・しちゃダメ」
「でも、したいんだよ、義姉さん。やっと卒業が決まりそうで、死んだ兄さんと同じところに立てそうなんだ。働いて、義姉さんを養っていけるんだよ、僕。どうしていけないの? ずっと我慢してたのに」
「そ、それは・・・」
自分が謙次郎につれなくしているのは自覚があっただけに、泣き声をあげる謙次郎がかわいそうになった。
雄一郎はもういない。だったら・・・一度くらいは彼に応えてあげる機会はあったのではないか? 応えてあげることができなくても、せめて彼の思いを拒絶して、断ち切ってあげることはできたはずではないのか? なぜ自分は今まで彼を無視したのだろう?
「義姉さん、甘いにおいがする。凄いよ、柔らかい。ハチミツだ、ミルクだ。ああああ、義姉さん・・・」
赤ん坊のように謙次郎は有香に抱きつき、ほお擦りしている。
半年の間にセックスを繰り返したが、結局妊娠できなかった有香は、子供が欲しいとも思っていた。
いま、赤ん坊のように有香を求める謙次郎をみていると、激しく母性本能を揺さぶられるものがあった。
それと同時に・・・有香も謙次郎からオトコの匂いを嗅ぎ取ってしまっていたのだ。
「ね、義姉さん!」
謙次郎は震える指で有香のブラウスのボタンを外していく。
「いや・・・こんなことしちゃダメよ・・・わたしはあなたの兄嫁なのよ」
「どうして義姉さんはそんなにつれないの? 義姉さんだって、義姉さんだって僕が義姉さんのこと好きなの知ってんだろ? ずっと見てたんだ、見てたのに! どうして何もいってくれないんだぁ、義姉さんが悪いんだ」
「わ、わたしが黙ってのは悪かったわ、で、でも今こんなことしていいことには」
有香は弱々しく謙次郎を諭したが、謙次郎は止まらない。
「ずっと、頭から離れなかったんだ・・・僕の家に、義姉さんがやってきて僕に挨拶してくれたときからっ! もう、それ以来僕の中じゃ女の人は義姉さんだけなんだよ。あああ、そんなに僕を苦しめたくせに」
「そ、そんな、そんな勝手な」
「勝手じゃないっ! 義姉さんが、義姉さんがいけないんだぁ! 兄さんが死んだ後だって、抜け殻みたいになって僕を心配させて。また来て欲しい、なんていわれたら、どうして断れるの? どうせ知ってたんでしょ、僕が義姉さんのこと好きなの! 知ってて僕を利用したんだ! 悲しい目で僕をみて、僕が来てくれるように仕向けてたんだっ!!」
「そ、そんなことは・・・」
たしかに謙次郎の来訪は嬉しかった。「また来てね」と言ったこともある。だが、決して謙次郎を利用したつもりもないし、謙次郎が自分の家に来るのもそのうち飽きるだろうと思っていたのだ。
そうこうするうち、謙次郎は荒々しく乳房を掴んだ。
「や、やめて、痛いわ」
「イヤだ!」
謙次郎は乳房への愛撫を止めなかった。ただ、理性は残っているのか、有香が痛そうなそぶりを見せるたびに乳房を揉む手は柔らかくなったが。
「だいたいね、僕は兄さんのこと、ずっと引け目を感じてたんだ。
ずっと兄さんは僕より出来がよかった。高校だって、兄さんの方がいいところにいった。僕が勉強して、大学は僕のほうがいいところにいったけど、それでも父さんや母さんは『塾とかに行かせたんだから当たり前よね、ユウちゃんの方が手が掛からなかったわ』なんて言うんだ!
大学に入って彼女ができないのをみて、『ユウちゃんはすぐ有香さんと仲良くなったのに』なんていうんだ。冗談じゃない!
僕だって、僕だって、僕だってぇ!」
「ご、ご両親だって、謙次郎さんが嫌いなわけじゃない・・・」
「ああそうだろうよ! でもね、もう兄さんは死んじゃったんだ。兄さんは僕に勝ったまま、逝っちゃったんだよ! ・・・義姉さんも、母さんも、父さんも、みんな兄さんがいいんだ! 僕のことだって、僕のことだって」
今度は謙次郎は有香の乳房にむしゃぶりついた。
激しく吸いたてた乳房に、赤いキスマークがつく。謙次郎は有香が嫌がるのも構わず、キスマークを付けていく。
「やめて、痕になっちゃうから、赤くなっちゃうの、だめ」
もう、謙次郎は黙っていた。胸といわず、首といわず、有香の上半身に赤い印を残す。
「そんなことしても・・・しょうがないわよ・・・やめてちょうだい」
有香は正論を述べた。しかし、この際正論は関係なかった。
「義姉さんが僕のことをみてくれるように、義姉さんの体中に僕の印を残すんだ」
「そんなことしても、ダメなのよ・・・わたしたち、こんなことしちゃいけない」
「僕をこんな風にしたのは、義姉さんじゃないかっ!」
謙次郎が体中を吸いたてるので、有香の身体は点々と赤くなっていた。ごくごく軽い鈍痛も残った。
ひとしきり体中に紅い口唇を残した謙次郎は、乱暴にスカートのホックを外し、ストッキングをひき下ろそうとした。
「いや! これ以上はダメよ!」
有香は喚いた。
身体を奪われそうになっているのは分かっていたが、これ以上進めば本当に取り返しがつかなくなってしまう。
「おねがい、考え直して謙次郎さん」
「考えたよ。考えて考えて、どうしようもないんだ。
大学で別の女の人を好きになれるかとも思ったけど、ダメだった。義姉さん以上の女の人なんて、どこにもいやしない。僕につれなくする義姉さんしか、僕にはいないんだ。悪い人だよ、義姉さんは・・・初めから好きになっちゃいけない人として僕の前に現れて、僕の心を持っていっちゃったんだから」
「そ、そんなの・・・、そんなの、あなたの勝手じゃない!!」
有香はさっきから我慢してきた言葉をとうとう言った。
「わたしを好きになったのなんて、あなたの勝手でしょ? 好きになるのは勝手だけど、それをわたしのせいにしないで! そのうえ、忘れられなくて、我慢できなくなってわたしを襲うの? やめてちょうだい」
有香は厳しく謙次郎に諭した。
謙次郎もさすがにストッキングを下ろそうとする手を止め、ジロリと有香を見た。
やがて、謙次郎は紅い唇を開く。
「・・・そうか」
「義姉さんは、そんな風に僕のことを見てたんだ・・・勝手に自分のことを好きになった、わずらわしい男だって、そういうんだね」
冷酷に謙次郎は言う。
有香は空恐ろしくなって、そっぽを向いた。
「わ、わたし、そこまでは・・・」
「どうせ本心はそう思ってるんだろっ!」
大声で謙次郎は怒鳴った。
有香はますます怯えた。
「なんでだよっ、なんでなんだよっ、訳わかんないよ!」
謙次郎は頭を抱え、呻いたかと思うと、次の瞬間乱暴に有香のストッキングを引き裂いていた。
「いやっ、やめて!」
「なんだよ、止めて欲しけりゃ、実家にでも、警察にでも通報しろよ! 電話ぐらいかけさせてやるよ!」
謙次郎はズボンから携帯を取り出すと、有香の横に乱暴に置いた。
「義姉さんに通報されてつかまるなら・・・本望だよ。何年でも刑務所に入っていい。死刑でも構わない」
ポタポタポタ、と有香の白い腹に冷たいものがこぼれた。
謙次郎の目から出る涙だった。
有香は、この目の前の義弟が憐れになった。
「どうして・・・そんなにわたしが好きなの? 他にいい人、いっぱいいるのに」
「義姉さんがそんなこと言うの? 酷いよ・・・義姉さんよりいい人なんて、いない」
「・・・・・・」
確信した口調で自分を賞賛する謙次郎。
「この世の誰にも、義姉さん以上の人なんていない」
「・・・・け、謙次郎さん」
かつて自分の夫であった雄一郎でさえ、ここまで激しく自分を愛してくれただろうか。
有香は謙次郎の心を知って、ほだされるような思いだった。
謙次郎は再び有香のストッキングの欠片を外そうとした。
「・・・やめて」
有香はそう言ったが、抵抗は弱々しかった。
パンツを脱ぐときなど、黙って腰を自分から上げさえした。
そして謙次郎が自分の着物を脱いでいるのを、黙ってみていた。
「義姉さん。抵抗しないの? してもいいよ」
そう。目の前には携帯電話がある。電話をかけてもいいし、逃げ出してもよかった。
だが、もう有香は抵抗する気にならなかった。
進んで身を任せようとも思わなかったが。
ただ、流されるままにしよう。
それが彼女の本心に近い。
そして、謙次郎が最後の下着を脱いだ。有香は、おもわず謙次郎の股間を見ていた。
ハッとした。
つくりは、亡夫のものに似ている。しかし、一回り大きいような気がする。
同じ兄弟なのに、はるかにオンナに訴えるものがある。
そう思ううち、有香は謙次郎の逸物をしげしげと眺めていたらしい。
謙次郎も胸を張り、仁王立ちになった。有香は4年ぶりに見る男根をまじまじとみていたことに赤くなった。
「兄さんのより、大きい?」
「・・・知らないわ」
「僕の、入れて欲しいの?」
「入れて欲しくはないわ」
「でも、義姉さんのアソコはどろどろだね。凄く垂れてるよ」
そう。有香の秘所は、久しぶりのオトコを迎えるために激しく愛液を分泌していた。
「・・・知らないわ」
「ホントは欲しいんでしょ」
「・・・・・・」
「入れるよ」
「勝手にして。あなたの、好きなように」
有香はこの一連のやりとりを、そっぽを向いて眼を閉じたまま行った。
謙次郎は有香の脚を広げ、男根を女陰にあてがった。
「うぅぅ・・・あああ・・・」
「義姉さん、声が出てるよ」
「・・知らないわ、ただ出ただけよ」
「強情だなあ。義姉さんらしいけどね」
謙次郎は挿入する前に、義姉に顔を寄せ、軽く口づけた。
そして、耳元で囁く。
「世界中で、誰よりも愛してる。有香、好きだ」
・・・謙次郎の男根は、有香の女陰を貫いた。
「ア、アアアアアアアアー」
謙次郎が入っていくと同時に、有香は不覚にも高い声をあげて鳴いた。
眉は八の字になり、体中が快感を示している。
それはまさしく、有香の身体が4年間待っていたオトコの味だった。
「ああ、これが義姉さんの中か・・・スゴイや、想像以上だ」
そんなことを言いながら、謙次郎は腰を振る。
有香は、自分が考えていた以上に謙次郎の肉棒に夢中になっていることに気がついて恐怖を感じたが、しかし、その恐怖もまた快感で打ち消されていく。
「アア、アア、アア、アア、あああ」
硬い肉棒で突かれるだけで、声が出てしまう。こんなセックスは初めてだった。
「ふふ、僕の身体はどう? たまらないみたいだね、義姉さん」
そんな嘲りとも自慢とも取れる台詞を、しかし、有香は無視した。
答えるのが悔しかったのだ。
「ああ、ああ、ああ、い、ああああ、あ、い、・あああ、いい」
口が勝手に「イイ」と言ってしまう。
そんなあられもない義姉に苦笑しながら、謙次郎は義姉の上体を抱き上げ、対面座位に移行した。
対面座位では、女性にも自由がある。
有香は謙次郎の首に腕を回し、自分から腰を振っていた。
「アン、ハン、ハン、ハン、ハン、ハン」
それは難しいことを考えずに快楽に逃げようとする女の姿だった。
謙次郎も有香の中を何も考えずに味わっていたかったが、かろうじてこらえた。
「・・・兄さんと、どっちがいい」
ハッキリと有香の耳元で、低い声で訊いてやる。
有香はしばらく聞かなかった振りをしたが、やがてブンブン首を振った。
答えられないというのだろう。
「兄さんと、どっちがいい?」
また有香は首を振った。
謙次郎は有香の腰を押さえつけて、男根が動かないようにした。
そのまま自分から後ろに倒れ、騎乗位になる。
しかし、有香は動けないままだ。
この状態から快感を得るには、オンナの方からはしたなく腰を振る以外にない。
有香は、捕らえられた。
「義姉さん。兄さんと僕、どっちがいい?」
まだ激しく首を振る有香。同時に、腰を動かそうとしているが、有香の細腰は謙次郎の大きな手でガッチリと掴まれている。
「どっちなの? 答えないと、動かさないよ」
「いやあ、動いて、有香を気持ちよくして」
有香にしては大きな譲歩だったが、謙次郎は許さない。
「さあ、どっちなの? 答えたら、動かさせてあげる」
「・・・・・・」
ポタ、ポタ、と謙次郎の腹に涙が落ちる。
「そ、それは・・・謙次郎さん・・・・・」
「僕だね」
「ギャアアアンッ!!」
下から秘所を突かれて、有香はそのまま昇天してしまった。
「ハア、ハア、ハア」
有香が余韻に浸る間もなく、謙次郎は騎乗位の下から有香を突きまくる。
有香も難しいことを忘れて、腰を振りたくった。
まるで自分の罪を忘れるかのように。
「ううっ、ううっ、ううっ」
有香はすすり泣くような声をあげているが、真っ赤な裸体は確実にオンナの喜びをむさぼっていることを示している。
「どうだい義姉さん、兄さんのよりいいだろう?」
「あああ・・・そんなこと言わないで謙次郎さん」
そう言いながらも、有香は身体の表面に玉のような汗を浮かべ、淫猥に腰を振り続ける。
「兄さんが死んでから・・・誰にも抱いてもらってなかったんだろ?」
「・・・・そんなはしたないこと」
「へえ。じゃあ4年もオトコを知らなかったんだ。大変だったね」
「だ、だからって・・・雄一郎さんの弟のあなたが・・・・」
「いいだろ、義姉さんだって、別の訳の分からない男より、俺のほうがいいんじゃない?」
「うう・・・・」
なまじ当たっているだけに、反論ができなかった。
謙次郎はそれから有香を再び組み伏せた。
そして、高速ミシンの針のように激しく腰を打ち込む。
「ア、ア、ア、ア、ア、ア、ア、ア、ア」
有香はもう、声をあげ、胎内を謙次郎に任せることしか考えられない。
ただ、今はこのひと時の快楽に、久しぶりのオトコを味わっていたい・・・。
一方の謙次郎の方も、ようやく自由にできる兄嫁の身体をむさぼっていた。
やはりこの有香の身体は、見えないところも最高だった。
「凄いよ義姉さん。こんなに凄いなんて・・・」
「あああああああ、わ、わたし、わたしもイイ・・・すごくいいの・・・ああ、あああ、ああああああああああああっ!」
有香は謙次郎に答える途中で、再び昇天してしまった。
「何度でもいけるんだね、義姉さん。Hな身体だね」
「いやあ、そんなこと、言わないで」
しかし裸体を桜色に染め、腰を振りながらそんなことを言ってもしょうがない。
「ああああ、また、イクゥ!!」
謙次郎に奥を突かれ、有香は再び頂点を極めていった。
「おねがいぃぃぃ、もう許してぇぇ」
有香が懇願の声をあげたのは、1時間半も経ってからのことだった。
4年も使われず、いきなり激しい運動にさらされた膣は、限界が近かった。
兄嫁の懇願を受けて、謙次郎もようやく我慢をやめた。
「ウオオオオオオオオ、義姉さん、義姉さん、・・・・ゆか、ゆかゆかゆかーーーーーっ!!!!」
そう叫びながら、また一層激しく腰を振る謙次郎。
その下で有香はまたこの世のものとは思えない快楽を味わわされる。
「ギャアアアアアアアアーーーーッ! しんじゃうーーー!」
恐るべきは、謙次郎の絶倫だ。
しかし、ようやくそれにも限界が訪れた。
「いくぞおーっ、有香、全部中に出してやるぞ!!」
「な、なか、なかはダメーーーーっ!!」
「心配するな、結婚する、面倒見てやる、全部責任とってやるッ!!! 全部、全部みてやる、だから・・・全部、ださせてくれっ!!」
「あああああ、ダメダメダメ、そんな、ああああああああああっ」
「おおおおおお、いくぞ、いくぞいくぞいくぞ、うおおおおおおおおおっ!!」
「ギャアアアアアア、ダメなのに、ダメダメ、中は・・・ああああああ!!」
しかし有香の悲痛な叫びも虚しく、謙次郎は全ての精液を中で出してしまった。
受精を求める白い精液は、有香の子宮を泳ぐ。若い雄である謙次郎の精子は、本来の役目を果たそうと活発に胎内を泳ぎはじめる。
未亡人とその義弟は、いまはただ、オスとメスになりはてて折り重なっていた・・・。
感想・誤字等はこちらまで。
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