講義中に


退屈な講義

大学の講義は、退屈だ。

毎日出ている俺を褒めて欲しいと思うが、誰もそんなことをしてはくれない。

当たり前といえば、当たり前か・・・。

親に聞かれたら、誰が授業料を払っていると思っているんだ、とどやしつけられそうだが、事実つまらないのだからしょうがない。

我慢して、聞いてやるか・・・。


ふと、隣を見る。

網タイツの女子学生が、脚を広げて頬杖ついて、だらけた姿を見せている。

網タイツの網は広がっているし、足は太い。オマケに、脚を広げてだらしない。

・・・顔はそこそこ可愛らしい顔なんだが、どうしようもない。

コイツに惚れてるヤツなら、こういう格好でもときめくんだろうがなあ。俺はあいにくそういうこともないしな。

俺は右隣を無視した。

左隣の学生

続いて、俺は左隣を見る。

こちらは、黒いストッキングだった。

しかし、脚の細さが違うし、脚はキッチリと閉じられている。

高校時代の悪友は、「脚が勝手に開くのは非処女だぜ」なんてほざいていた。明治時代ならそうかもしれないが、今は処女でもそんな学生はいない。まあ、清潔なイメージを与えるし、脚は閉じていた方が好感が持てるが。

視線を上に上げていくと、背筋を伸ばした彼女はキッチリと授業を受けている。ノートも、かなり取っている。

・・・マジメだな。

こういうタイプは嫌いではないが、こちらが相手にされない。

右隣の女の方が顔がいいというヤツも多いだろうが、俺はこういうマジメな子の方が好みだ。だが、悲しいかな、マジメな子は俺を相手にしない。

授業が終わるまで、この子でも見とくかな・・・。

そう思って、俺は頬杖をついた。

視線

しばらくして、右隣の女は勝手にどこかへ消えた。

大した興味を持っていたわけでもないので、気にはならない。

左の彼女は、もちろん授業を受けている。

だが、右隣の彼女が立ち去る音を聴いて、チラリとこちらをみた。

一瞬、俺と目が合う。


そして、彼女はニコリと笑った。


なんとなく、俺も微笑み返す。

彼女、まんざらでもないのかな・・・。

いやいや、こんなの、大したことじゃないぞ。なに妄想してんだ。

慌てて前を向き、俺は授業を聞いている振りをした。


とはいえ、俺は隣の彼女が気になってしょうがない。

何度も視線を彼女に向ける。

彼女は、こちらに気がついていないようだった。

やっぱり・・・な。



だが、10分もしないうちに、彼女は席を動いて、こちらに回ってきた。

誘惑

唖然とする俺に、彼女は艶やかな笑みを見せた。

俺も、バカみたいにうなずき、笑ってみせる。

・・・やっぱり、いいのか?

どぎまぎしているうちに・・・彼女は俺の手を掴み、黒いストッキングに包まれた脚に乗せた。

触っても・・・いい、のか?

俺は悩んでいたが、彼女がまったく嫌がるそぶりも何も示さないので、OKなのだろうと判断して、手を脚に沿って這わせていく。


なんて、手触りだ・・・。


ぼうっとする間もなく、彼女の方は俺のズボンのチャックを下ろし、肉棒を掴む。

ついさっきまで真面目にノートを取っていた真面目そうな彼女のあまりに大胆な行動。

あっけに取られる俺をよそに、彼女はそれを握って、手を上下に動かし始める。

彼女の目は、前を向いたままだ。

机の下で、こんなことが起こっているなんて、わかる人間はいないだろう。



俺は肉棒を刺激されて、勃起し始めていた。

お返しに、黒いストッキングをなで、脚の付け根を目指す。

抵抗することもなく、彼女はゆっくりと脚を開いた。

性器に当たる位置は、濡れているかどうかはわからない。だが、熱くなっている。

彼女は、こちらをみてもいないのに亀頭を責め、棹をしごき、巧みに刺激する。

・・・相当、慣れている。

こんな真面目そうな子が、どうして。

だが、そんな疑問は股間からの刺激でどうでもよくなっていた。

退出

彼女からの刺激を受け、我慢汁が出始めるようになったとき、彼女は愛撫の手を止めた。

そして、俺のものをゆっくりとズボンの中に納め、チャックを戻す。

俺が非難するような目を見せると、薄く笑って口だけで言った。

(ついてきて)

そういうと、彼女は半分以上時間が残っている授業に目もくれず、立ち去っていく。


迷うことなどない。

俺は立ち上がると、彼女の後を追った。


後には、数少ない生徒が授業を聞いている退屈な講義だけが残った。

空き教室

彼女は教室の外に出ると、俺の手を引いて、空き教室に俺を招いた。

小さく白い手に自分の手が触れると、それだけでドキッとしてしまう。

見た目は、清楚で可憐な女子学生なのに・・・。


だが、そんな疑問を口にする間もなく、彼女は空き教室に入るとスカートを捲り上げた。

そのまま、黒いストッキングを半分だけ下ろし、教卓に手をついて、尻を突き出す。

彼女のその場所は、しとどに濡れていた。


期待で大きくなった肉棒を取り出すのに苦労した。

だがなんとかそれを取り出すと、くねくねとお尻を振っている彼女に、慌てて自分のものを納める。

入れたとたんに、彼女はギュウウ、と締まった。

口に手を当てているので、声を漏らすようなことはないが、ネチャネチャという音や匂いまでは誤魔化せそうにない。

若草色のセーターを着た彼女の背中を見ながら、丸い尻を掴んで肉棒で彼女の膣を突いていく。

ときどき、こらえきれない喘ぎが漏れ、どうしようもない快感が膣の締まりとなって俺に伝わる。

彼女は貪欲に、後ろ向きに腰を振って、快楽を求めていた。

・・・授業時間なのに、こんなことをしている俺たち。

それにしても、この真面目な女子学生は、なんだって俺を誘ってこんなことを・・・。

まあ、いいか・・・。

俺は悩ましい女体を前にしていた。

そんな疑問は、どうでもよかった。

難しいことを考えずに彼女のお尻を掴みなおすと、改めてピストンをはじめる。

彼女の短いショートカットの髪は、彼女の身体が腰から揺すられるのと同時に揺れている。

声を我慢する彼女の声が、うう、ああ、などと、さっきよりハッキリ漏れ始めていた。

膣の中がまた違う反応を示すような感じがして、俺を責め立ててくる。

たまらず、俺は、ああ、と苦しげな声をあげてしまい、彼女にクスリと笑われてしまった。

最後

やがて、彼女がこちらを向き、俺の手を握ってきた。

そろそろ、終わって欲しい、イッてしまいそう、そういう意味だと思った。

「・・・出すよ」

そう俺がいうと、彼女はコクリ、と頷いた。


俺はそのまま加速し、彼女は口にやった手を思わず外して叫ぶ。

「あああ、ああ、あ、・・・アッ!!」


同時に、激しく彼女が締まった。

叫びを聞き、締まりを感じてから、俺は彼女を飛び出し、彼女とは違う方向に精液を発射した。

飛び出した精液は、3m以上も離れた床に落ち、栗の花のような臭いを立てた。


彼女は、教卓を抱きしめて、絶頂の余韻に浸っていた。




そのまま、彼女は服を直し、交わりの後の余韻もそこそこにニッコリと笑った。

だけどそれは、こちらと親しくなろうという笑いではない。

じゃあね、と艶やかに笑うと、彼女はその場を立ち去った。


彼女をその後も見かけることはあったが、笑いかけてくれることはなかった。

2006/5/21 佳情。

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