結婚式場というのは、儀式の場所だ。
そこでは、夫になる者、妻になる者、どちらも仲良くしていなければならない。
これから結婚しようというのだから、そんなことは簡単だろうと思われるかもしれないが、それは間違いだ。
結婚式場の女子トイレで、制服姿の女が抱きすくめられている。
その女、渡部典子は、この式場でウェディング・プランナーとして勤務している。
ウェディング・プランナーというのは、世間では結婚式をプロデュースするという華やかな印象を与える仕事ということになっているが、実際は厳しい仕事だ。
日曜祝日は絶対に休めないし(打ち合わせや結婚式は休日にかならずあるので)、休み自体が非常に不規則だ。
出勤日も、所定の勤務時間通りに終わることなど皆無で、毎日がサービス残業。
しかも、恐ろしいほどの安月給。
ウェディング・プランナーは、身体を壊しかねない激務なのに、給料まで安いというある種看護師以上に3K的な職業なのだ。
2年以上も務めている典子にも、自然と、殺人的なストレスがたまってくる。
典子がいま抱きしめられているのは、会社の上司や部下、同僚ではない。
不倫にも、あたらない。
だが、倫理に反するという点では不倫以上かもしれない。
それは、典子が受け持っている結婚式の新郎だった。
この新郎、名を中村義郎という。
就職してもまだ大学の後輩と付き合っていたところ、後輩が妊娠してしまい、責任を取る形で結婚することになった。現在彼女は妊娠2ヶ月。
急に結婚することになったため、日程は迫っており、何度も打ち合わせに訪れている。
だた・・・義郎自身は、この後輩のことを大して好いているわけではない。
同時進行で関係を深めつつあった会社の新しい同僚の方が、はるかに美しく性格もいい。
それが、あんな女とたった一度避妊に失敗したせいで・・・というのは言い過ぎだが、少なくともこの結婚に何の文句も一切ない、ということはなかった。
もやもやしたものを抱えたまま式場選びにやってきていた義郎は、ふと、案内にやってきた自分の担当が黒いストッキングに脚を包み、しなやかに足を動かしているのに気づいて、欲情した。
その場で式場をここに決め(新婦を強引に説得したのだ)、以来、担当の典子に優しい言葉をかけ、何くれとなく優しくしてやった。
ストレスの塊である典子は、あっけなく義郎に心を許した。2度目に会ったとき、肩を抱かれたときに思わず目をつぶった。そのまま、あっけなく唇を許した。
それ以来、打ち合わせのたびに激しく交わる関係になってしまっていた。
今日の典子は、義郎と出会ったときと同じ黒いストッキングをはいている。
「・・・いい脚だね」
脚やお尻をなでさすりながら、義郎は典子の制服の胸に顔を埋める。
典子も熱いため息を漏らしている。
義郎の指がお尻の割れ目を通るたび、また、しなやかなストッキングの上を通るたび、熱いものが股間を満たしていくのが典子にも自覚できる。
そして、義郎は再び背筋を伸ばし、典子の肩を抱いて口づけた。
典子の肩は、酷く凝っている。
それを揉み解すようにしながら、義郎は、
(大変なんだね)
と囁いた。
うわべだけの言葉。
なぜなら、この男は自分には決して完全になびかない。この男は、あの小太りの背の低い新婦さんのもの・・・。
そう思いながらも、典子は逆らう気になれない。
蕩けた目で、感謝の言葉を口にしてしまうだけだ。
忙しさのあまり、こんな危険な火遊びで気を紛らわせてしまう自分。
だが、・・・なんとそれは甘美なものか。
典子は、自分が悪女にでもなった気がしてきて、義郎のズボンの上から肉棒を掴んだ。
義郎も、クスリと笑う。
典子の顔を厚い胸板に押し付け、片手でズボンのチャックを下ろし、パンツをえり分けて、黒光りしたチンポをさらした。
「あああ・・・」
既に幾度かこの肉棒に貫かれ、喘いだ経験のある典子は、熱い吐息をチンポにかけた。
のろのろとひざまずき、躊躇なく咥えていく。
真っ赤なルージュが、醜悪な黒いチンポを飲み込む。
・・・今日は平日。会社帰りの義郎のペニスが、それほど清潔なものだとは思えない。
現に、典子の鼻や口には、すえたような匂いがふわりと広がっている。
だが・・・それは、生のオトコの匂い。
忙しく、まともな出逢いも望めないこんな職業になって以来、典子はセックスにもチンポにもご無沙汰だった。
ひさしぶりのオトコ。
・・・典子自身も、20代の後半だ。そろそろ、結婚したいと想い始めている。
だが、それ以前に・・・抱かれたい、オトコがほしい。
そこに現れたのが、この義郎だった。
体格がよく、遊びなれた義郎は、典子のオンナを激しく揺さぶった。
・・・そして典子は、逢う度にこうして義郎の赤黒いペニスに口唇で奉仕することを繰り返している。
オトコに餓えた典子にすれば、むしろ感謝して臭いペニスを咥えているほどだ。
だが、いっておこう。
義郎は、新婦にはフェラを要求しない。
新婦自身が嫌がるからだ。
一方の典子は、出会った初めのときにはオトコのチンポを咥えた経験がなかったが、義郎にきつく言われて初めて咥えた。
・・・つまるところ、義郎にとって、典子は都合のいい女でしかない。
典子はそれでも、いまでは喜んでチンポを舐める。
技術も急速に向上した。
典子のフェラは、義郎のチンポを隈なく唾液でコーティングし、大きく膨れ上がらせている。
・・・一方の典子の膣は、もうストッキングを濡らすほどに愛液を溢れさせてしまっている。
「お、おねがい、します。もう・・・」
あくまで、義郎は客。そのスタンスからか、典子はつねに義郎に敬語を使った。
「なんだ、我慢できないのか」
「だって・・・今朝から、ずっと」
そう。男日照りの典子は、義郎に逢える今日の朝からずっと軽い興奮状態にあり、ようやく逢瀬を果たした感激をずっと抑えていたのだ。
トイレのタンクに手を着いて、高く尻を上げる典子。
その股間は、ムッと匂いそうなほどの湿気を感じさせる。
義郎は、ストッキングに手をかけ、左右に引いた。
力を込めると、ストッキングは破れた。
「あん・・そんな、何するの・・・」
「真ん中だけ破るのさ。・・・つけたまま、やるぞ」
「いやあ・・・だめだめ、だって・・・仕事が」
「下まで破らなきゃばれないさ」
「で、でも・・・・」
「・・・いくぞ」
義郎は、ピンク色のショーツを右により分け、黒いチンポを典子の膣に押し当てる。
「あ・・・」
そこは、あきっぱなしの口のように涎をたらし、義郎のチンポが入ってくるのを待っていた。
「・・・スケベが」
嘲るような言葉を聞いた。
次の瞬間。
「ううっ!!!」
典子は、口元に手をやって、漏れそうになる衝撃を押さえ込まなければならなかった。
義郎は遊び人だけあって、典子が身体を合わせたどんな男よりも上手だった。
典子があっけなく義郎のオンナに成り下がったのも、ひとつにはそういうことがある。
単純なピストンではなく、反応がよい場所を的確に見抜いて、何度もそこをついてきた。
「ああ、・・・・く、・・グ、ふ・・・・」
こらえきれず、声が漏れる。
後ろで、義郎が忍び笑いを漏らすのがわかる。
義郎は、気をよくして、典子のクリトリスを同時に弄り始めた。
「そ、それダメ・・クリちゃ・・・・いやあ」
「でも、いいんだろう?」
「あ、いい・・・い、で、でも・・・・・だめ・・・・・」
「ダメっていわれてもねえ・・・」
「でも、ダメ・・・こえ、こえ・・・あああ、あ、あ、」
「じゃあ、止めてやる」
義郎は、手を止めてやった。
「あ、いやあ、だめ、止めないで、やめないで・・・ああ、あ、あ、あ」
自分で腰を振りながら、クリトリスへの愛撫まで求める典子。
浅ましい・・・自分でもそう思う。
でも・・・その程度のこと。どうでもいい。
欲しい・・・。
やがて、義郎はクリへの愛撫を再開した。
「あん、やん、ああん、それ、それえ・・・」
目を閉じて、愛撫を受ける典子。
トイレのタンクについた手からもだんだん力が抜け、お尻だけが上がっているような格好になっていく。
ぐちょん、ぐちょん、ぐちょん、と水音がトイレに溢れている。
やがて、義郎は、典子の中で果てるべく、ペースをあげていった。
スパンスパンスパン、と典子の肉付きのいい尻に義郎の腰が当たる。
典子もしっかりと口を押さえ、声をこらえた。
そして。
びゅるびゅるびゅる・・・と、義郎は、射精の感覚を味わう。
大量の精液が、きっと、この女の中で暴れている・・・・。
そんなイメージが、義郎の中に沸いた。
一方の典子は、動きの止まった義郎を感じ、また胎内で射精を受けてしまった罪悪感を感じていた・・・。
今日の打ち合わせは、新郎と新婦が揃って行うものだった。
平然と対応をする典子。そして、義郎。
二人の関係は、もう相当に深い。
目の前の、この幸せそうな新婦は、何もそれを知らない・・・。
「じゃあ、今日はここまでにします。次までに・・・を、よろしくおねがいします」
「わかりました。じゃあ、いこうか」
「ええ」
義郎と新婦が立ち上がる。
典子も、立ち上がった。
そのとき、あまりにも量の多い精液が一筋、典子のスカートの中から太ももを伝っていった・・・。
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