西村といえば、嫌われ者の教師だった。
西村少年は、小学生のころから勉強ができた。
しかし、人付き合いは苦手だった。
中学校、高校と進学した後も、学校の成績は悪くなかった。
しかし、成績がトップだというわけではなかった。そのことが、西村のプライドを傷つけた。
なぜなら、西村以上に勉強ができる生徒たちは、みな普通に人付き合いをして、異性と関係を持っていた。中には、運動が抜群にできるのに、勉強もでき、しかも人から好かれるという生徒までいた。
それに対して、西村は、ただ勉強だけしかしていないのに成績が振るわなかった。
西村は、勉強だけしかとりえがないのに、勉強で他人に負けてしまう自分が許せなかった。
やがて西村は、地方の国立大学に進学した。そこでも、人付き合いの悪さは治らなかった。いや、むしろ大学生にもなってそんなことを矯正するのは困難だったのかもしれない。
そのころには、西村のプライドは折れてしまった。自分は平凡で、何のとりえもない人間であると考えるようになった。ときには自分がすごい人間なのだと考えてみたりしたが、現実とのギャップを感じて心が痛んだ。
西村はますます偏屈になった。
西村は最終的に、高校の教師になった。
西村の教え子たちは、西村を尊敬しなかった。子供たちというのは、簡単に人の経歴や人生を見抜いてしまうものだ。生徒たちは、貧しい人生しか送っていない西村を見下したような目で見るようになった。
西村は日々、奇妙な笑みを浮かべて日々を過ごしていた。心の中では、鬱屈したものを溜めこんでいきながら。
西村のそんな卑屈な態度が、生徒たちから余計に嫌われる原因だった。
さて、西村の生徒の中に、小野寺佳奈という女子生徒がいた。
彼女は聡明で美しかったが、社交的だというわけではなかった。もっとも、人付き合いが悪いというわけではなく、学校での友達は普通にいたし、根暗な少女だというわけでもなかった。
彼女は、西村を嫌っていないという意味で、珍しい生徒だった。
多くの生徒が西村を嫌う中で、彼女だけは西村にきちんと挨拶をしたし、授業の後で分からない部分を躊躇なく質問したりしていた。
「おはようございます、西村先生」
「先生、ここがわかりにくいんですけど」
「そうですか、わかりました、ありがとうございます先生」
ただそれだけのことだったが、人間関係に飢えた西村にとっては、佳奈のそんな一言一言さえ有難いものだった。
しかし、佳奈は、西村に近づくには美しすぎる少女だった。
佳奈の肌は、白くて肌理が細かい。化粧など、全く不要だった。
そして、佳奈は大きな二重の目と引き締まった鼻や顎をしていた。佳奈の聡明さに花を添えるような美貌だった。
佳奈の背は低く、手足は細長かったが、病的に細いわけではない。健康的に引き締まったものだった。
乳房はそれほど育っているわけではなかったが、むしろ引き締まった細い脚と並べれば、少女特有の斬りとったような体のラインを強調するかのようで、見ている男をゾクゾクさせるものがあった。
何色にも染められていない黒い髪は、天辺に天使の輪を作っており、首筋あたりで切りそろえられている。清純な佳奈の雰囲気によく似合っていた。
若い男性教師は、こうした美しい少女に接するとき、よく注意していなければいけない。
自分の心を戒めて、教師と生徒としての一線を画しておくということだ。
西村も、まがいなりに教師であるから、そのあたりのことを気にしないわけではなかった。
しかし、人付き合いの経験に乏しい西村にとって、佳奈の笑顔は魅力的過ぎた。
佳奈が普通に接しているつもりでも、西村にとっては芸能人やモデルに言い寄られているのと変わらない。
西村の中で佳奈への恋が芽生えた。
だが、西村は、自分が女性一般にとってつまらない存在であることを承知していた。なので、佳奈に普通に言い寄ったところで無駄であり、むしろ佳奈と接する時間が失われるだけだとわかっていた。
まだ良識のある教師なら、そこまで考えて、生徒への恋愛感情など忘れてしまえるものであろう。
しかし、西村は歪んでいたので、そう考えなかった。
佳奈を無理やりにでも自分のものにしてしまうと考えたのだった。
佳奈が目を覚ますと、そこは知らない部屋だった。
ぼんやりした頭では、状況がよくわからない。
ただ、手足は自由に動かせないようだった。
少し寒い。
そう思って自分の身体を見る。
驚いたことに、自分は何も身に着けていない。下着さえ着ていなかった。
「いやあっ」
事態の異常性に気づき、佳奈は悲鳴を上げた。
「気がついたのか、小野寺さん」
佳奈は首を声がするほうへ向けた。
そこには、学校のクラス担任である、西村が立っていた。
「に、西村先生、助けて」
佳奈は西村の顔を見て、味方だと思い、とっさに助けを求めた。
だが、西村は首を振った。
そして、いやらしい目で佳奈の全身を眺める。
佳奈はとっさに胸を隠そうとするが、手がバンザイの形で拘束されているので何もできない。
「いやあっ、見ないで、先生、見ないで」
「見ないでっていわれてもねえ・・・小野寺さんは裸じゃないか」
「そんなの知りません!」
佳奈は目を閉じて、西村の顔を見ないようにしている。
「どうなってるんですか、いったい」
佳奈は状況説明を求めた。
「どうなってるって言われてもねえ。見てのとおりだよ。ここは僕の部屋で、小野寺さんは僕のベッドの上で、裸で手足を縛られてるんだよ」
「な、何なんですか一体! どうしてそんなことになってるんですか」
「賢い君なら、考えれば分かると思うけれどもね」
フフン、と西村は鼻を鳴らした。
佳奈もさすがに理解した。
「ま・・・まさか、これは先生が・・・」
「そうだよ。僕が君をこういう風にさせてもらった」
「そんな、どうして」
佳奈は、信じられない、という目で西村を見た。
「どうして先生が、こんなことを」
佳奈がそう尋ねると、西村は悲しげにため息を吐いた。
「しかたがなかったんだよ。どうしても、君を僕のものにしたくなってね」
「え?」
「君が綺麗過ぎるからいけないんだよ。そのくせ、僕に優しくして、挨拶したり、質問しにきたり、笑いかけたり。僕の心を惑わすからいけないんだ」
「何・・・言って・・・」
年上の教師から、こんな子供じみた発言が出るとは思わず、佳奈は呆然とした顔つきになった。
西村は、そんな佳奈の様子に気づくこともなく、独言を続ける。
「最初は、我慢しようかと思ったさ。
だけど、君は魅力的過ぎたんだ。
君の写真や声で我慢しようかと思ったけど、全然そんなのじゃ足りないって、わかってしまったんだ。
・・・みてごらん、ほら」
西村は、部屋の中を見るようにゼスチャーした。
佳奈は、よく見えなかった室内を目を凝らして見つめた。
部屋の壁は、雑然とした色をしていた。
だが、よく見るとそれは自分の制服姿だったり、体操服姿だったり、水着姿だったり。
階段の下から、下着を盗み撮りしたものもあった。
それだけではなく、体育の着替えの際の下着姿まで。
そんな写真が、壁一面に張られているのだ。
「ひいいいっ!!」
佳奈は引き付けを起こしたかのように、喉の奥から悲鳴を漏らす。
そして、西村という男が自分に異常な執着を持っていることをようやく確信した。
それまでは、どこか信じたくないと思っていたが、西村は本当に異常者だったのだ。
「まったく・・・君はいけない子だよ。
毎日毎日、僕のことを狂わせる。
このままじゃ、僕は生きていけないと思ってね・・・。
だから、今日、僕のものになってもらおうと、そう決めたんだ」
西村はそう言って、佳奈の方に一歩近づいた。
西村は、いきなり何かぬめるものを佳奈の身体に振りかけた。
「やあっ、何、何ですかこれっ」
「これかい? いいものだよ」
西村は、得体の知れないぬめった液体を佳奈の白い裸体に塗りこんでいく。
佳奈はその感触にゾクゾクした。
「いや、やめて」
「往生際が悪いな」
西村は、慎み深く膨らんだ佳奈の乳房をこねた。
ローションの働きもあり、その責めが佳奈の身体に影響を与える。
「ん・・・あああ・・・・」
「いい声だよ、小野寺さん」
「そ、っ、知りません、そんな」
西村の手は、佳奈の脇腹、胸、お腹を這い回り、佳奈の背中を這い回った。
一度声を上げると、徐々に佳奈の身体はほぐれてくる。
ローションで血行がよくなった身体は、すぐに快感を伝え始めた。
「あ、あああ・・・ああ・・・あああ」
「どうした? よく声が出ているね。そんなにいいのか」
「そんなわけ・・・ありません」
「そうかい?」
西村は、ローションを手に取ると、佳奈の秘所に手を伸ばし、つるりと撫でた。
「ンアアアアアッ」
性器に初めて異性からの愛撫を加えられ、佳奈は意外なほど大声を上げてよがった。
「敏感なんだな、佳奈は」
西村は、自分の生徒を初めて下の名前で呼んだ。
「違います・・・」
佳奈はあくまで否定した。
「嘘はよくないな」
「嘘なんかじゃ・・・」
佳奈は首を振った。
「じゃあ、ずっと我慢していてもらおうかな」
西村は、床からピンクローターを取り出すと、スイッチを入れた。
ヴィーン、とモーター音が部屋に響く。
「な・・・何ですか、それは」
佳奈が聞きなれない機械音に恐怖を抱きながら、尋ねる。
「佳奈が、敏感じゃないっていうからね。気の済むまで、感じさせてあげようと思って」
「い、いやあ・・・」
西村は容赦なく、ローターを佳奈の股間に近づけていく。
「やめてください、そんなの、使わないで」
「別にいいじゃないか、敏感じゃないなら、こんなの使ったってどうってことないだろう?」
そう嘯きながら、西村は佳奈の股間にローターを押し当てた。
衝撃が、佳奈の身体を揺らす。
「アッ、アアッ、アアアアッッ、アアーーーーッッ!!!」
ローターに触れられる前から緊張していたせいか、佳奈の身体は大きな快感を伝えた。
「いやあ、こんなあっ、せんせっ、やめて・・・ねえっ、ねえっ」
あえぎながら、佳奈は手を股間に持っていこうとして、ガチャガチャと拘束具を鳴らした。
「だって、佳奈は敏感じゃないんだろう? だったら、ローターくらい平気なんじゃないのかい?」
「そんな、こんなの使ったら、誰だって・・・誰だってぇ」
「違うねえ。佳奈は処女だろう? 処女はこんなの使っても、平気なんだよ。知らないのかい?」
西村は適当なことを言った。しかし、佳奈はそれを聞いて激しい羞恥を感じた。
自分にはまだ男性経験がない。なのに、自分はこんなもので、こんなに嫌らしい声を上げてしまっている。
佳奈は真赤な顔で叫んだ。
「知りませんっ、そんなの、知りません! はやく、はやく止めてください!」
「別にいいじゃないか。敏感じゃないなら、我慢できるだろう?」
西村はとぼけたように言った。
「それとも、佳奈は処女なのに特別敏感なのかな?」
佳奈はそれに答えられなかった。
「じゃあ、続けようか。そうだね、いくら処女の佳奈でも、これを30分も続けたら、ちゃんと気持ちよくなってくれるね」
「さ、30分・・・」
西村の発言に、佳奈は青ざめる。
「いや、せんせ・・・」
「じゃあ、このストップウォッチで30分。・・・今から、スタートだ」
西村は、ストップウォッチのボタンを押した。
同時に、佳奈の胸や首筋に指を這わせる。
「あんっ、ああ・・・イヤア、何で、先生・・・」
「だって、ローターだけじゃ、感じにくいだろう? 30分間、僕が胸や背中を撫でてあげるよ。そうしながらなら、いくら処女の佳奈でも気持ちよくなれるだろう?」
「・・・やめてください、お願い・・・」
佳奈は弱々しい声で哀願した。
「そんな声でお願いされたら、ますます佳奈を気持ちよくさせたくなっちゃうじゃないか、いけない子だね、佳奈は」
佳奈の哀願を一蹴して、西村は佳奈への愛撫を執拗に繰り返した。
最初の1分は、なんとか声を上げずにすんだ。
次の2分は、しかし、ときどき声を漏らしてしまった。
その後は、どうしようもない。
西村の指が乳首を撫でるたびにため息が漏れた。
脇腹の、肋骨の下に指を当てられると、知らないうちに声が漏れている。
ローターを強めにクリトリスに当てられると、
「ンアアアアアッ」
と悲鳴が上がるようになった。
10分を越えるころになって、佳奈の目からは涙が溢れた。
「お願い・・・もう許して・・・」
「どうして?」
「このままだと、わたし、わたし・・・おかしくなります」
西村はそれを聞いて、にやりと笑った。
「おかしくなってもいいじゃないか、ここには僕と君しかいないんだ」
「違います・・・」
「何が、違うんだい?」
「わたし、このままだと」
「このままだと?」
「・・・何か、帰ってこれない場所に、行ってしまいそうで・・・」
佳奈は、脅えたような目をしていた。
聡明な少女は、自分の身体の変化を徐々にとらえていたのだろう。
佳奈はまだ、絶頂を知らなかった。
そして、これほどに異常な状況で生まれて初めて達してしまったら・・・自分の身体は、二度と普通の性経験では満足できなくなるかもしれない。
佳奈は本能的にそれを恐れた。
佳奈は知らないうちに、その恐れを口にしていたのだ。
だが、それこそ、西村の狙いだった。
「いいじゃないか」
「・・・・・・」
「佳奈の身体が、訳が分からなくなって、二度と帰ってこられなくなっても、いいんだよ」
「だって、佳奈は」
「これから僕のものになるんだから」
西村はそう言って、勝ち誇ったような笑みを浮かべる。それは、歪んだ笑いだった。
佳奈は西村の顔を見て、自分の心が暗くなっていくのを感じた。
それは、佳奈が初めて感じる、絶望という思いだった。
「さあ、佳奈・・・」
西村は、残り10分となったストップウォッチを示した。
「お願い・・・やめて」
佳奈は口でそう呟いたが、身体をねじったりはしなくなった。
西村は、ローターを当てた股間を、何度も手のひらで撫でた。
「ああ・・・あああああ・・・あああああああ」
佳奈は、あえぎ声を隠そうともしなくなり、ただ口を開けて声を漏らしている。
西村から与えられる快感を、佳奈は受け入れ始めていた。
「あああああ、ああああ・・・」
「あ、ああ、ああ、い、いい・・・い、あ、あああああっっ!!」
佳奈は知らず知らずのうちに腰をローターに押し当てるような動きをしていた。
目を閉じて、哀しげな表情のまま、少女は口から声を上げていた。
「佳奈、もっと声を大きく出しなさい」
西村は、教師のような口調で佳奈を叱責した。
佳奈はビクン、と身体を震わせ、より大声であえぎ始めた。
「あああああ、も、もう・・・だめ、ダメなの、・・・」
そして、西村が少し愛撫を強くしたとき、佳奈が震えた。
「・・・いやあ、っ、っ、何、何、あああ、な、何か・・・何か、きます、先生、わたし、おかしくっ・・・・」
「そうか、イクのか、イクんだな、佳奈ッ!?」
西村は、目の前の憧れの少女が絶頂に達する瞬間を期待して、声を上づらせている。
「イ・・・ク・・・!? これ・・・が、なの? これが、オーガズム・・・なのッ!?
・・・・う、あ、ああああ、っっ、
ッ、アアアアアアアアアアアアア!!」
佳奈は全身を震わせ、脚をぴくぴくとさせて、腰を突き上げた。
その動きはゆっくりと収まり、佳奈の力が全身から抜けていく。
後は、ときどき余韻で身体を震わせるだけになった。
佳奈の心が、白く塗りつぶされていった。
後には、ただ興奮した後の震えが残る。
西村は佳奈を抱きしめ、初めて唇にキスをした。
佳奈は求められるままキスを受け入れる。心が麻痺をして、それが大事なファーストキスであることさえ気づかなかった。
「佳奈。大丈夫か」
西村から初めてやさしい言葉をかけられ、佳奈は思わず素直に頷いていた。
「そうか、よかった」
そして、西村は再び佳奈の唇にキスをした。
そのとき、さっきのキスが自分にとってのはじめてのキスだということに気づいた。だが、照れくさいような感情がお腹の底からわきあがるだけだ。
二度目のキスも、佳奈は素直に受け入れてしまった。
「佳奈。これから、君の処女をもらう。構わないか?」
真面目くさった顔をして、西村は質問をした。
「構わないか」も何も、佳奈は拘束されている。抵抗しても、無駄な状態だ。こんな質問に意味はなかった。
だが、佳奈は西村の質問を突っぱねたりはせず、ただ戸惑ったように沈黙で返した。
佳奈が徐々に、西村を受け入れてしまっている証拠だった。
西村は、そんな佳奈に言った。
「ここに、薬がある。使うと、妊娠を避けられる。それだけではなくて、痛い思いもしなくなる。
もし仮に、佳奈が自分から、僕に処女をくれるというんだったら、これを君に上げよう。そのときは、君の拘束を解いてあげてもいい。
だけど、君があくまで僕に抵抗するなら・・・そのときは、残念ながら僕は君を拘束したまま、無理やり君の子宮に精液を注ぎ込まなくちゃいけなくなる。君は抵抗するだろうから、君を叩くこともあるかもしれない。もちろん、破瓜の痛みも存分に味わってもらうことになる」
西村は薬を取り出して、佳奈にちらつかせた。
「君の選択しだいだ。ちなみに、僕をだまして、拘束を解かれたときに逃げようなんて思っちゃダメだよ。この部屋には鍵がかかっていて、鍵のありかは僕しか知らないんだ。君はどのみち、僕とセックスするしかないんだよ」
西村は、選択といえないような選択を佳奈に迫った。
佳奈に、自ら処女を奪って欲しいと言わせたいのだった。
佳奈は、西村の顔色を伺いながら考えた。
絶頂の後の気だるさで、佳奈にはまともな思考力が残っていない。
西村に抵抗するだけの気力もなかった。
・・・佳奈に残された答えは、これしかない。
「・・・あげます」
「ん?」
「わたしの処女・・・先生にあげます、もらってください」
佳奈は力ない声で、西村に処女を捧げると告げた。言葉を言い終わった直後、佳奈の身体が震える。哀しい気持ちと自分の言葉に興奮する気持ちが、佳奈の中で入り混じっていた。
西村は、自分の望みをかなえて満足そうに舌なめずりした。
「いい子だ」
西村はさっき取り出したカプセルを口に含むと、口移しで佳奈に呑ませた。
佳奈は口移しに対して、全く抵抗しなかった。口移しのときに、西村に唾を飲まされたが、それさえ何も感じなかった。
同時に、西村は佳奈の股間に液体を塗りこんだ。絶頂後すぐの佳奈の身体は敏感に反応したが、すぐに西村の手は止まった。
西村は裸になり、佳奈に自分のペニスを見せつけた。
「あ・・・」
想像以上の大きさに、佳奈は言葉を失う。
「大丈夫さ。さっきの薬が効くからね。ちっとも、痛くなくなる」
「は、はい・・・」
佳奈は頷いた。
頷いてしばらくすると、佳奈の股間が熱くなりはじめる。
(えっ!?)
佳奈が驚いて西村の方を見る。
西村は、ただ笑っている。
やがて、佳奈の身体は、ヴァギナや子宮を中心に熱を持ち始めた。
知らず知らずのうちに、佳奈は太ももをすり合わせ、西村のペニスを蕩けた目で見つめ始めている。
(わたし・・・何を)
西村は頃合だと見て、佳奈の手足の拘束具を解いた。
佳奈は全くその場から逃げようともせず、西村に期待するような目を向けている。
「欲しいのか?」
「・・・」
「おまんこが熱くてしょうがない。そんな顔だな」
「いえ・・・そんな」
「処女を上げるといったのは、君のほうじゃないか。とんだ淫乱だね」
「それは・・・」
さっきの薬・・・何か、入っていたの?
佳奈はそう思ったが、どうにもならない。
さっき、ローターと手で、絶頂するまで愛撫されていた。
また、同じことを・・・いや、もっとすごいことをしてもらいたい。
身体が疼く・・・。
「さあ、君の望みどおり、処女を奪ってあげるよ。
・・・早くして欲しいかい?」
嘲るような、興奮するような西村の台詞にも、佳奈は冷静に反応できなくなった。
佳奈は自ら脚を開き、ひざの裏に手を回して、脚をM字に形作った。
「・・・早く、・・・おちんちんを・・・ください」
佳奈はそう哀願した。
西村は佳奈の腰をつかむと、一気に剛直で佳奈の処女を奪った。
処女膜は破られたが、薬の作用で何の痛みも感じない。
かえって、痛みもない処女喪失を経験したことで、佳奈は自分が淫乱なのではないかと感じ、余計に興奮した。
一度も男性器を受け入れたことがない膣は、あっというまに西村のぺ二スの匂いをこすりつけられた。
処女血が西村のペニスにまとわりつき、勲章のようにそれを紅く染めた。
西村の黒い身体が、華奢な佳奈の身体の上に乗り、蒸気機関車のようにペニスを往復させた。
ふん、ふん、ふん、ふん、ふん
何の遠慮もない抽送。
だが・・・。
「あ、あ、あ、あ、あ」
佳奈の身体は快感を訴え、口からは小さな悲鳴が毎回漏れる。
佳奈は、下から腰を使い、より深い結合を求めていた。
膣が、ペニスを吸いはじめている。
堅いだけの筋肉の輪だった膣は、早くも男性器を受け入れようとしているようだった。
「せんせっ・・・あ、あ、・・・すごいっ」
知らず、自分を陵辱する男を褒め称える佳奈。
初めての性交は、あまりにも強烈な体験だった。
佳奈がいくら聡明でも、この体験が一般的な女性から見て異常過ぎる体験であると実感することができない。
佳奈は薬でおかしくなっている。
欲望するように、薬で狂わされた。
処女の痛みさえ、取り除かれた。
その前には、生まれて初めて、この男に絶頂の味を教えられた。
あまりにも異常な、その経験。
だから、佳奈の精神は、都合よく事実を摩り替えようとした。
西村は、本当に異常だろうか。
ここまでして、自分を求めてくれているのは、忌み嫌うことだろうか。
それに、自分はこの事件がある前、西村をどう思っていた?
素敵だと思ったことはないか? 一度も?
いや、それは男性としてではなく、先生として・・・。
しかし、男性として、一度も素敵だと思ったことはないのか? そんな人に、自分は素直に挨拶したり、質問を何度もしに行ったりするだろうか?
みんなは、そんなことしてないのに・・・。
小野寺佳奈は、初めから、彼を好きだったのよ。
小野寺佳奈は、初めから、彼を好きだったのよ。
小野寺佳奈は、初めから、彼を好きだったのよ。
佳奈の心の中に、彼女自身の声が響いた。
「せんせえ・・・・」
「なんだ、佳奈っ」
「前から・・・」
「ん?」
「ずっと前から・・・好きでしたっ、愛してました、ああ、あああっ、すきぃ!!」
佳奈の中で、西村は愛する男だと刷り込まれてしまった。
佳奈の心が一度そう認識すると、もう歯止めが利かなかった。
佳奈は自分から西村の首に手を回し、細く白い脚を腰に絡めた。
「せんせ、すき、すきい」
幼い子供のように、そう叫ぶ。
「かな・・・本当なのか」
「せんせい・・・すきなの、すきなの・・あいしてるのっ!」
何度も叫ぶうち、佳奈の中から西村への愛情らしき感情が噴出す。
「せんせい、かなを・・・もっと、あいしてっ!」
膣が、また西村のペニスを吸いつけた。
「そうか・・・佳奈は、先生がすきなんだな」
突然の佳奈の変わりように、西村は慌てたように聞き返す。
「そうよお、かなは、せんせいが、すきなのぉ!」
佳奈は真赤な顔で、陵辱者に愛を囁いた。
「そうか・・・先生も、佳奈が、好きだ、愛してる」
「うん・・・うんっ」
西村は、愛液を噴出し続ける佳奈の膣内を、より一層激しく抽送する。
佳奈は、その激しい動きに食らいついていった。
佳奈は西村の上にまたがり、自らペニスを求めた。
「ん・・・」
甘い吐息が、西村の上で漏れる。それだけで、達してしまいそうだった。
やがて、ぎこちなく佳奈が動き始める。
ギチギチとベッドが鳴り、佳奈の動きが部屋中に響いた。
「せんせい・・・佳奈、自分で先生のおちんちんを出したり入れたりしてるのお」
焦点の合わない目で、佳奈は西村に淫らな言葉を吐いた。
「わかるよ、佳奈、佳奈の愛液で僕のチンポはドロドロだ」
「そうなの、佳奈はエッチで・・・どうしようもないの、だから、どうにかしてください」
「しょうのないヤツだ」
西村は、ペニスを包んでいる佳奈の膣を下から突き上げた。
ズン ズン ズン
「いやあ、それ・・・すごいです」
佳奈はそれに合わせ、自分の膣肉でもっとも疼く場所を探り、西村のペニスにこすりつけた。
そうすればするほど、佳奈は快楽に溺れ、濡れた。
「佳奈は本当に処女なのか? 腰の動きがいやらしすぎるぞ」
「す、すみません・・・でも、止まらないんです、こしが、腰がっ」
「そんなに膣を締めたり、腰を振ったりすると、もう二度と君のオマンコは僕のチンポの匂いがとれなくなるかもしれないな。それでもいいのか? 大事な初体験なのに、こんなスケベなことしやがって」
「いいんです、佳奈は、佳奈はドスケベな処女なんです、だから、西村先生のオチンポの匂いでお仕置きしてくださいっ」
「なにがドスケベな処女だ、もう処女じゃないだろうが」
「ああー・・・そうでした、もう、佳奈は、先生専用の女です、ドスケベだから先生にしか相手にされない先生用の女です」
佳奈はあられもないことばかり口走って、西村の上で淫らに腰を振り続けた。
その後西村は、自分の上で腰を振る佳奈を無理やり引き剥がし、もう一度正常位で挿入した。
ズン、と深く挿入されたペニスが、佳奈の子宮まで届いた。
「佳奈の奥に・・・子宮まで・・・刺さっちゃってます」
「そうだな」
西村はそこから、さらに抽送を始めた。
佳奈の身体がそれに合わせて揺れる。ベッドの上でシーツを握り、佳奈は必死に快感をこらえた。
「佳奈、気持ちいいのか」
「いいです」
「どこが、いいんだ」
「奥と・・・クリちゃん、です」
「クリトリスと、子宮の奥がいいんだな」
「はい・・・」
「子宮の奥で射精されたら、どんな気分だろうな?」
「あああ・・・」
佳奈の膣が期待に震えた。
「奥で、出されたいか」
「はい・・・奥で、出して、わたしを狂わせてください」
「もう、狂ってるんだろう?」
「・・・わかりません、もう、どうなってもいいです、とにかく、もっと狂わせてください、何もかも、忘れさせてっ」
佳奈をおかしくさせたのは、自分だ。
その自分自身に、何もかも忘れさせて欲しいとねだるとは・・・。
西村は苦笑した。
「しょうのないヤツだ。じゃあ、思いっきり、子宮の奥に出してやる」
「ああ・・・嬉しい」
西村が最後のスパートをかけると、佳奈も必死に西村にしがみついて耐える。
潤みきった膣が、最後の瞬間を求める。
佳奈の子宮が下に下りて、男の精液を求めた。
佳奈の身体は小さく震え始めた。
「もう、・・・かなは、かなは・・・先生のおちんちんで・・・いっちゃいそうですっ、ああ、もう、もうっ、
あああああああああああああああああああっ!!!」
次の瞬間、佳奈は、西村を乗せたまま、激しく反り返った。
処女がペニスを初めて受け入れ、そのペニスで絶頂に達した。
その締め付けは、あまりに強力だった。
西村は、処女を最後まで導いたことで、男のプライドを満足させた。
その精神的な快楽が、西村を絶頂に追いやる。
「う、うわあああっ」
西村も、佳奈の膣の収縮に合わせ、射精を始めた。
精液が何度も打ち出され、無垢な佳奈の子宮の中に入り込んでいく。
処女の子宮は、西村という卑劣な陵辱者の精液で満たされた。
それだけでは足りず、西村のペニスは精液の残滓をどんどん送り出し、佳奈の膣にそれが染み込んでいく。
精液が膣に染み込み、永遠に刻み付けられるかのように。
この日、佳奈は少女ではなくなった。佳奈の処女を奪った男は、永遠に、西村という変質的な教師であると決まってしまった。
しかし、佳奈の顔は、そんなことを気にする様子もなく、蕩けきった笑みを見せていた。
西村が、佳奈の膣からペニスをゆっくりと抜いた。膣から精液が流れ出る。
それでもまだ、佳奈は幸せそうに天井を眺めていた。
佳奈が視線を向けたそこに、まだ穢れを知らない自分自身の制服姿の写真が貼られていても、何も感じなかったのである。
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